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大学児童学科2年生、児童養護施設従事者(本学卒業生)との交流学習で現場の話を聞く

2022年01月06日 児童学科

12月20日(月曜)、大学児童学科2年生が「社会的養護Ⅱ」(非常勤講師:立正青葉学園 副学園長 青木幹生先生担当)の授業で、「児童養護施設 立正青葉学園」で勤務する本学卒業生4名と交流学習を行いました。

 

講義の様子

 

この取り組みは児童養護施設 立正青葉学園で従事する職員が行っている実際の業務について体験発表を聞き、その後の交流学習を通じて施設現場での支援を体感することを目的に定期的に行われております。

立正青葉学園には大学児童学科、大学社会福祉学科、短大幼児教育学科、短大栄養学科から多くの卒業生が就職をしており、現在も15名の卒業生が活躍しています。

 

 

この日は、中村有江さん(児童学科卒業/保育士/1年目)と磯田詩織さん(児童学科卒業/保育士/1年目)の2名が体験談を話しました。

 

卒業生が話す様子  卒業生が話す様子

 

それぞれ具体的な日々の業務内容や支援内容、児童養護施設に就職を決めたきっかけ等を語りました。

最後に、中村さんは「業務中に子どもたちの要求に答えることができずに落ち込むこともありますが、業務に慣れてもっと関わる時間を作れたら、子どもたちに寄り添った暖かい支援をしていきたいと思っています。」

磯田さんは「毎日楽しく子どもたちと関わることができています。難しいことやうまくいかないこともありますが、大学時代に学んだことを活かしながら、日々勉強だと思って頑張っています。」と、入職して8カ月従事した感想等を述べました。

 

体験発表の後は、小山佳純さん(児童学科卒業/保育士/1年目)と、近藤くみさん(幼児教育学科卒業/里親支援相談員/24年目)も参加し、班別に分かれて施設養護の実際について意見交換を行いました。

 

  座談会の様子

 

学生たちは、体験発表を聞いて質問してみたいこと、大学の授業を通して学んだこと、仕事内容や日々の生活リズム、仕事のやりがいなど、思い思いの質問を卒業生へぶつけました。

卒業生は在学生からの質問一つ一つに対して親身になって答えており、学生は実務者からの生の言葉に真剣に耳を傾け、学びの深まる時間となりました。

 

 

  • 参加した学生の感想

「実際に勤務されている方の話を聞くことで、気になっていた施設の様子について深く知ることができましたし、より児童養護施設に興味を持ちました。」

「児童養護施設の大変さと素晴らしさを知ることができました。たくさんのお話を聞けて良い経験になりました。」

「現場の細かい部分や困難なお話も聞くことができ、自分の安易な部分等を改めて考えさせられました。今のうちにたくさんの子どもたちと関わる経験を積んでおきたいと思いました。」

 

 

 

 

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