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高校生が“先生役”に挑戦!県北の未来を担う教員育成プロジェクト「Sensei Gokko(先生ごっこ)」を開催しました

2026年02月02日 児童学科

岡山県教育委員会津山教育事務所が主催する「目指せ教職!Sensei Gokko(先生ごっこ)」が、2026年1月31日(土曜)、美作大学を会場に開催されました。本事業は、県北地域における教員不足の解消を目指した人材育成プロジェクトの一環として実施されており、教職に関心のある高校生が大学生とともに授業づくりを体験することで、教師という仕事の魅力ややりがいを実感することを目的としています。

当日は高校生34名が参加し、岡山大学の学生5名、美作大学 児童学科の学生4名がファシリテーターとして高校生の学びを支えました。

 

 

  • 対話から始まる学級活動

 

 

はじめの学級活動では、レクリエーションを行いながら参加者同士の緊張をほぐした後、「楽しい授業とはどのような授業か」をテーマに対話を行いました。意見を交わす中で、高校生たちは授業づくりへの視点を少しずつ広げていきました。

 

  • 大学生とともに考える授業づくり

 

 

続く授業づくり体験では、高校生と大学生がグループに分かれ、国語や算数の授業内容や進め方について話し合いました。
授業のめあてや板書計画、児童の興味を引く工夫、誰もが嫌な思いをせず参加できる雰囲気づくりなど、実際の授業を想定しながら意見を出し合い、授業を組み立てていきました。

 

 

高校生たちは、「こうした方がいいのでは」「子どもたちの言葉でまとめてもらうのはどうか」といった具体的な提案を重ね、学びが深まる授業の進め方を考えていく姿が印象的でした。

 

  • 模擬授業で実感する“教える”ということ

 

完成した指導案をもとに、高校生が実際に授業を行いました。授業を行うグループ以外の参加者は小学生役となり、教室さながらのやり取りが展開されました。
板書を意識した授業展開や、子どもたち自身の言葉で学びを振り返るという場面も見られ、高校生が工夫を凝らして授業に臨む姿が見られました。

 

  • 高校生の言葉が心を動かす

振り返りでは、高校生から次のような感想が寄せられました。

 

 

「分かりやすい授業をつくることばかり考えていたが、そこに“楽しい”を入れるという新しい視点を持てた」
「グループで出た意見が新鮮だった。授業をすることの難しさや、人の意見を取り入れて動くことの難しさを実感した。とてもいい経験になった」
「もっと自分自身をアップデートして、素敵な先生になりたい」

これらの言葉に、会場では思わず校長役の事務所長が涙される場面もありました。多くの高校生が「今日来てよかった」「楽しかった」と話していたことも印象的でした。

 

  • 高校生へ送られたメッセージ

 

高校の先生からは、「授業には正解がありません。日々迷いながら、もっとこうしたいと考えています。“楽しい”の中に、“できた”“分かった”があり、さらに“誰かのためにできた”“自分の成長を実感できた”と思える授業を目指しています。先生がつけさせたい力と、子どもたちがつけたい力、その両方を大切にしながら、子ども目線を忘れない先生になってほしい」

また、「教育は未来をつくること。自分で考え、探し、協力する力を育てることが大切」「主役は子ども。五感を大切にし、挑戦を支え、認めていける先生になってほしい」と、教職への思いが語られました。

 

ファシリテーターとして参加した大学生からは、高校生の姿に刺激を受けたという声が聞かれました。支える立場として関わりながらも、高校生の真剣な授業づくりや模擬授業の様子に、よい緊張感とプレッシャーを感じたといいます。

また、高校生が主体的に考え工夫を重ねた授業は非常に完成度が高く、自身もまだまだ努力を重ねていかなければならないと感じたとのことでした。授業づくりを通して、高校生からも学ぶ場面も多く、自分自身が参加した意義を強く実感したという声もありました。

 

 

教育を受ける側から教育する側へと歩みを進める未来の先生たちに向けて、将来、教員として同じ現場で一緒に働ける日を楽しみにしているという思いも伝えられました。

 

  • 地域の教育を担う人材育成へ

本学は今後も、岡山県教育委員会や関係機関と連携し、地域の教育を担う人材育成に貢献してまいります。

 

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