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学科トピックス

大学児童学科~紙漉き体験で日本文化学ぶ~

2021年02月04日 児童学科

1月22日(金曜)、児童学科3年が「総合学習論」の授業で、『横野和紙工房(上田手漉和紙工場)』(津山市上横野)へ紙漉き体験をしに行きました。

横野和紙工房は、金ぱくを保護する箔合紙で有名な和紙工房で、市重要無形文化財保持者の手漉き和紙職人の上田繁男さんが営んでいます。

 

横野和紙は、金ぱくの間に挟む高級和紙「箔合紙」として全国に知られ、美作地方で採れる原料のミツマタを使い、現在も伝統工法を守り、県伝統的工芸品に指定となっています。また、この工房は、箔合紙としては国内で唯一、手漉きで仕上げています。

 

紙すき体験の様子

 

学生たちは、ミツマタの繊維とトロロアオイを混ぜた液をけたですくい、均一になるように慎重に前後に揺らしました。

初めての紙漉き体験を楽しみ、「将来小学校教員になって、子どもたちを社会科見学に連れていく際に、実体験する大切さなどを伝えたい。」と話していました。

 

紙すき体験の様子 紙すき体験の様子

 

上田さんは、「和紙の文化などをみなさんのような若い人にもっと知ってもらい、大切な日本の文化を残していきたい。」と学生たちに話しました。

 

 

 

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