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学科トピックス
児童学科「保・幼コース」2年生が、乳幼児の心肺蘇生法を学ぶ
2025年10月15日 児童学科
10月15日(水曜)、大学児童学科「保育士・幼稚園教諭養成コース」の2年生が「乳児保育Ⅱ」の授業にて、津山中央消防署の救急救命士を講師としてお招きし、乳児の心肺蘇生法などを学びました。
本授業は、乳児保育に関する理解を深め、適切な環境を構成し、個々の子どもの発達に応じた保育を行う力を養うこと、また、乳児保育を多面的にとらえることができる保育者としての資質を涵養することを目的としています。
救急隊が来るまでの初期対応を教わり、大人と乳幼児の人形を使用したデモンストレーションを行いました。
心肺蘇生を行う担当の学生がAEDを準備する人、救急に連絡を入れる人を指名し、呼吸の確認から胸部圧迫、実際にAEDを起動させるまでを交代で体験しました。
質疑応答の時間を設けていただいた際には、「ペースメーカーが入っている場合はどうするのか」「タトゥーがある人への対応は」など、あらゆるパターンを想定した質問がありました。
また、小児に多い事故の一つ『誤飲』について、気道の異物を除去するための「背部叩打法」を教わりました。
救命士の方より「幼稚園や保育園で子どもの意識がなくなったとき、動けるのはあなたたちだけの場合があります。一分一秒でも早い対応が、子どもの命を救います」と呼びかけられ、学生たちは真剣な面持ちで聞いていました。