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4年生から1年生へ模擬授業を行う~児童学科
2020年12月11日 児童学科
12月9日(水曜)児童学科の4年生が1年生に向けて、模擬授業を学内で行いました。
教員免許必修科目に「教育実践演習」があります。教職に関する4年間の学びの集大成として、多くの大学では4年次の後期に開講しています。本学ではこの授業を4年次通年で行い、しかも、地元の公立小学校の協力を得て、給食指導、昼休みの遊び、授業補助に加えて、放課後に算数の補充授業を行い、児童を直接指導できるようにしています。今年度の協力校は美作市立江見小学校と奈義町立奈義小学校で、どちらもそれぞれの感染予防ガイドラインにしたがって厳重に対策をしながら、毎週水曜日に実施していました。
ところが、感染拡大の懸念が広がったこの2ヶ月間は、奈義小学校での実践ができませんでした。そこで、4年生自身が児童役になって、算数の模擬授業を学内で実践していました。
一方で、1年生には「実践力基礎演習」という学科独自の授業があり、本来であれば小学校・幼稚園・保育園を訪問して観察する予定でしたが、それもかなわなくなりました。そこで、1年生の実践力基礎演習、4年生の教職実践演習を合同で実施することで、4年生には学内実習での緊張感を持たせることができ、また1年生には模擬授業の参加で少しでも小学校の体験をさせることができるのではないかと考え、このたび実践をいたしました。
1年生からの要望で、模擬授業の終了後に4年生との懇談会を行いました。
4年生は、教員採用試験や教育実習の体験談を後輩に話し、1年生は、不安に思っていることや迷っている内容など、思い思いの質問をし、活発なやりとりがされていました。
授業終了後、1年生からは「自分達の3年後の目標の姿を見ることができた」という意見や、4年生からは「いつもと違って後輩の前では緊張して、そのおかげでいつもにもまして熱心に取り組めた」という意見が聞かれました。