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学科トピックス

大学児童学科、津山西小学校で勤務する先輩との交流会で学ぶ

2023年08月23日 児童学科

8月4日(金曜)、津山市立西小学校(津山市小田中)にて、大学児童学科小学校教員養成コースの3,4年生14名と、西小学校で勤務する本学の卒業生である又吉慶子先生、渡邊百合子先生、池上葵先生の3名が交流会を実施しました。

 

交流会の様子

 

この取り組みは、本年度より始まった「MIMASAKA METHOD 津山市教育委員会と連携した中山間地域教育力向上プログラム」事業の一環で、中山間地域で働くOB・OGと交流することで、中山間地域の特徴や教育課題を知り、教職への意欲を高めること、また、教員採用試験の1次試験を終え、まもなく2次試験に臨む4年生に対し、年齢の近い卒業生の話を聞くことで、教職への動機づけの一助とすることを目的に実施されました。

 

冊子の表紙

<プログラムの詳細についてはこちら>

 

開会に先立ち、西小学校 尾埼作大学の卒業生が一番多いように感じる。身近な3名の卒業生から話を聞いて、有意義な交流会にしてもらいたい」、渡邊淳一学科長より「教員採用試験を控えている4年生は、対策について教えてもらい、また、目先のことだけではなく、先を見据えた話を聞いて充実した時間を過ごしてもらいたい」と挨拶がありました。

 

交流会の様子

 

交流会は3グループに分かれ、それぞれに卒業生1名が入り、時間交代制で行われました。

 

学生は「先生になって1番最初の授業の様子」について質問し、卒業生は、入職して落ち着く間もなく授業が始まり、初めは緊張し何をして良いかわからなくなったこともあるが、教員採用試験対策で身に付けたことが活かされたエピソードについて語っていました。

 

交流会の様子  交流会の様子

 

また、学級目標についての質問では、「目標を子どもたちの言葉で作ることでやる気につなげている。学級目標以外でも、様々な場面で子どもたちの自己決定を促すよう意識している」。児童との信頼関係の築き方については、「どんなに忙しくても作業の手を止めて、身体を児童に向けて目を見て話を聞くことを心がけている」などと答えていました。

 

交流会の様子  交流会の様子

 

その他、ICTの活用法や学級内トラブルの対処法、夏休み期間の過ごし方など、参加した学生たちは卒業生に思い思いの質問をぶつけていました。

 

交流会の様子

 

卒業生は一つ一つの質問に対して熱心に答え、終了時刻まで話が尽きることなく充実した交流会となりました。

 

  • 参加した学生の感想

「現職の先生と直接関わる機会が少なかったので、身近に感じて質問をすることができ、安心感につながりました。また、やりがいを聞くことで、教員になりたいと改めて実感し、教員採用試験に絶対に受かってやるという気持ちが強くなりました」

 

「先生方には忙しい中お時間を作っていただき本当に感謝の気持ちでいっぱいです。年齢の近い先生と話ができ、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。教員という仕事の素晴らしさを実感することができ、教員になりたいという気持ちがより一層強くなる機会となりました」

 

 

3名の先生方、ありがとうございました!

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