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大学児童学科、ICTを活用したスポーツ指導方法学ぶ
2022年06月22日 児童学科
6月17日(金曜)、大学児童学科1年生が、「スポーツ健康実習(担当:木谷晋平講師)」の授業で、ICT機器を活用したスポーツ指導方法等を学びました。
この授業は、様々な運動やスポーツを実践し、多様な運動感覚を体感すると共に、種目毎にチームメンバーを変え、様々な仲間と関わり合えるようにする。スポーツを通じた健康づくりや仲間づくりを目的としています。
この日は、将来教育現場に出た際に、ICT機器を活用した指導方法を実践する力を身に付けるため、無料クイズアプリ「KAHOOT!」を使用した「ピックルボール(5年前から本学で盛んに行われているアメリカ発祥のスポーツ)」のルール説明等が行われました。
「KAHOOT!」はクイズ大会を開けるアプリケーションで、出題者がクイズを作ると、参加コードが発行され、ゲームPINを入力することでクイズに参加できます。
クイズは4択問題や○✕問題などで出題され、早く答えるほどポイントが多く入ります。すべての問題を終えると、ベスト3の表彰イベントがあり、手軽にクイズ番組のようなことを教室等で行えるWebアプリです。
学生たちは各々のスマートフォンでクイズに参加し、木谷先生が作成したピックルボールクイズの正解数と解答の速さを競いました。学生たちは真剣な表情でクイズに挑戦し、答えが出る度に一喜一憂していました。
その後、学生らは実際にピックルボールをプレーし、覚えたルールを確認しながら楽しみ、仲間との交流を深めていました。さらに、各コートの試合結果をスプレッドシートで共有するなど、ICT機器を活用しながら学習を進めていました。
学生が授業後に行うアンケートには「クイズでルールを覚えたことで、今まで以上にピックルボールの楽しさを感じることができました。」、「先生みたいに、KAHOOT!を使って児童と一緒にクイズ大会をしてみたいです。」等、ICT機器を使用する良さを感じ取っていました。
- 木谷先生より
「もちろん、運動やスポーツの本質はICT機器を使うことではありません。ただ、それぞれの運動やスポーツの知識や技能を身に付けたり高めたりすることに、ICT機器を使用することは効果的だと考えています。また、運動量の確保にもつなげられます。美作大学出身の先生が、積極的にICT機器を活用し、子どもたちに運動やスポーツの良さを伝えられるようになってほしいです。そのためにも、大学の授業で積極的にICT機器を使い、学生と共にそのメリットやデメリットを考えています」