Home>学部・大学院>子どもの分野について>児童学科>学科トピックス>社会的養育支援施設の役割や支援内容について、現場の生の声を聞く特別授業を実施しました
子どもの分野
大学
児童学科
[小学校教員養成コース]
[保育士・幼稚園教員養成コース]
社会的養育支援施設の役割や支援内容について、現場の生の声を聞く特別授業を実施しました
2018年01月16日 児童学科
12月25日、児童学科が社会的養護施設で勤務している方を講師にお招きし、その現場における実際の支援内容などを聞く特別授業を実施しました。本授業は、児童学科2年生が履修する社会的養護内容で実施され、児童学科の学生の他、社会福祉学科の学生も聴講しました。
社会福祉法人鶯園が運営する放課後等デイサービス事業所Liebeで施設長を務める野々上真伸氏からは、同施設で行っているサポートの様子を紹介いただきました。利用している子どもたち一人ひとりの障がいの種類や程度に応じてどのようにサポートや訓練をしているのか、宿題やレクリエーションなどLiebeで過ごしている様子を交えてお話いただきました。
質問時間には、「自分が実習に行ったところでは、子どもたちがパニックになってしまったことがあります。その時はどのように対応していますか」などの質問に丁寧にお答えいただきました。
続いて、社会福祉法人旭川荘が運営する旭川乳児院にて里親支援専門相談員として勤務する秋山涼子氏から、様々な要因から家庭で養育をすることが困難な乳幼児を保育する乳児院の現場についてお話いただきました。こちらも、質問時間になると次々と手が上がり、「子どもが病気になった時はどのように対応していますか」や、里親・里子支援活動をしている学生から「乳児院で里親を受け入れる際に気をつけていることはなんですか」といった質問が出ていました。
卒業後は保育所や幼稚園での勤務を目指している時光直美さんは「保育所や幼稚園以外でも、子どもと関わる場が多くあることがわかりました。自分の視野が広がった気がします。子どもの育ちにも様々あることがわかったので、これからの子どもとの出会いに活かせるといいなと思いました」と授業の後に感想を話していました。