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夏休みの宿題応援企画として、児童学科の3年生が小学生に読書感想文の書き方を伝授しました

読書感想文の書き方講座が8月7日、美作大学の図書館で開催され、児童学科の学生が、小学生19名に「読書感想文を仕上げる方法」を教えました。

写真:大学生が小学生に読書感想文の書き方を教える様子 写真:岡村先生が小学生に読書感想文の書き方を指導している様子

指導にあたったのは、同学科の岡村健太講師から事前に指導を受けた児童学科の3年生7名です。

順番に質問に答えていくと読書感想文の骨組みが完成するオリジナルのワークシートを用い、文章の組み立て方や内容の取り上げ方など、読書感想文作りの手法をわかりやすく指導しました。

 

物語系の本を読んだ児童には、「まずは、読んだ本との出会いや本の内容を書くよ」「登場人物を一人取り上げて、自分と比較をしよう」「本を読んだ後、自分がどう変わったか書いていこう」と、一人ひとりの進度に合わせながらアドバイスしていました。

 

学生は、読書感想文を完成させてもらうこと以外にも、本の読み方を身に着けて、作品を深く理解する力をつけてもらおうと、熱心に指導していました。児童は、コツを教えてもらったり、ヒントをもらったりしながら、一所懸命書いていました。

 

写真:女子学生が小学生に寄り添って書き方を指導する様子 写真:楽しそうに小学生2名に指導する女子学生

指導にあたった中澤南美さんは「児童の気持ちを反映させた指導ができるように心がけながら、一人ひとりに声をかけました」と自身の指導を振り返りました。将来、小学校教員や保育士、幼稚園教員になる学生にとって、実際に児童にふれあいながら指導することは、自身の経験を積む貴重な機会となりました。

 

写真:原稿用紙を前に、熱心に感想文を書く小学生 写真:感想文を書く小学生の様子を見ている男子学生

夏休みの課題として出される読書感想文は、書き方がわからず保護者に書いてもらったり、親子で一緒に書いたりする家庭が多い傾向にあります。この講座は、小学生に本を読む楽しさを理解してもらい、講座内で読書感想文を作成することで保護者の負担を減らしていこうと企画されたもので、2016年に第1回目を開催し、今年で2回目になります。

 

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