児童学科~1年次セミナーで津山の歴史と文化を学ぶ~

2020年07月14日 児童学科

7月11日(土曜)、児童学科1年生17名が、1年次セミナー(担当教員:薮田先生,宮武先生,藤根先生)で、津山市洋学資料館(西新町)と津山まなびの鉄道館(大谷)へ行き、津山の歴史と文化について理解を深めました。

洋学資料館見学の様子

はじめに津山洋学資料館でビデオ視聴をした後、4か所の展示場を見学しました。
津山洋学資料館は国重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている「城東地区」に位置します。
周囲には、津山出身の洋学者・箕作 阮甫(みつくり げんぽ)が生まれ幼少期を過ごした生家である国指定史跡「箕作阮甫旧宅」や、国登録有形文化財である「城東むかし町家」(旧梶村家住宅)などがあります。

昭和50年、箕作阮甫の旧宅が国の史跡に指定され、解体復元されたことをきっかけに、郷土ゆかりの洋学者を顕彰しようという機運が高まりました。
そして、昭和53年3月19日、中国銀行津山東支店(旧妹尾銀行林田支店)の建物を利用して、全国的にも珍しい洋学を専門にした津山洋学資料館が開館しました。

洋学資料館見学の様子

学生たちは、事前に担当教員から配布された課題資料を手にし、展示物の中から課題の答えを見つけ真剣にメモをとりました。

その後、津山まなびの鉄道館へ移動しました。
津山まなびの鉄道館は、国内に現存する扇形機関車庫の中で2番目の規模をほこる「旧津山扇形機関車庫」や収蔵車両などさまざまな展示があります。

津山まなびの鉄道館の見学の様子

学生たちは津山の街並みをジオラマで再現した「まちなむルーム」を見学し、旧津山扇形機関車庫で職員による展示車両の説明を受けました。
社会や地域とともに発展してきたあゆみ、しくみの変遷について学び、鉄道についての理解を深めました。

津山まなびの鉄道館の見学の様子

県外の学生にとって、故郷を離れて4年間暮らすこととなる津山について知ることができ、1年生同士の交流が深まる時間となりました。

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