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オンライン授業奮闘記 ~教材づくりに試行錯誤~
2020年05月07日 児童学科
5月5日(火曜)、オンライン授業開始から7日目が経過し、この日は芦田特任准教授と薬師寺准教授の授業にお邪魔しました。
芦田先生の科目は「教職論」で児童学科2年生49名が受講しました。事前にパワポで作成しておいた授業動画をWebClassに掲載し、学生が閲覧しました。閲覧後に授業内容についてのレポートをWebClassで集めました。
芦田先生は何度も撮り直しをし、試行錯誤しながら教材を作られていましたが、初めてのオンライン授業は滞りなく進みました。
オンライン授業を終えて芦田先生は
「学生からのレポートを読むと、全員講義内容を抑えており、ここまで来るのに本当に悪戦苦闘したため達成感を感じています。
パワーポイントを動画にする教材づくりでは、学習・学術情報センターの教職員に教えてもらいながら、自宅や研究室で何度もナレーションを繰り返して完成させ、当日も付きっ切りで教えてもらいながらなんとか授業が終えられました。
49名の学生相手でどうなることかと思っていましたが、不具合等の連絡もなくスムーズに終えられました。本当に感謝しています。
『お母さんと一緒に講義に参加し、二人ともとても楽しめて、よく理解できました』という嬉しいコメントもありました。
次回はもう少しバージョンアップして、カメラで自分の顔を映したり、チャットをしたりしながら授業を進めたいと思います。」
薬師寺准教授の科目「相談援助演習Ⅳ」では、障害者福祉分野での実習を予定している社会福祉学科4年生5名が参加しました。
授業始めには「Zoom」で学生たちの表情を見ながら挨拶。そして、資料を画面で見せたり、身振り手振りしたり、普段の授業のように前回の復習をしていました。
途中からは、通信データ量を抑えるためにLINEでのやりとりに切り替えました。
学生たちが事前に作成した資料を各自の手元に置き、それを元に難しいところや確認しておきたいところ等をやり取りし、理解を深めていました。
オンライン授業を終えて薬師寺先生は
「ゼミや演習など、少人数で学習を進めていくには、ZoomやLINEがとても便利です。進み具合はゆっくりですが、LINEなので記録が残っていて後で確認しやすいところが学生にとってもいいようです。なるべくいつもの雰囲気でやり取りできたらと思っています。」
と感想を述べました。