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フィールドワークで学ぶ~児童学科3年生が備前プレーパークで~
2019年06月11日 児童学科
6月1日(土曜)、児童学特講の授業の一環として、岡山県備前市にある「備前プレーパーク 森の冒険ひみつ基地」へフィールドワークに出かけました。
この日、児童学科3年11名と4年3名(希望者)の14名が参加しました。
午前は参与観察をし、午後からは、職員の方にプレーパーク設置の経緯、保育方針、各事業の概要の説明を受けた後、活動に参加しての振り返り等の学習会をしました。
このフィールドワークは、保育環境について、オリジナルなデータに基づいて分析、考察する力を身につけることなどを目的としています。
ここは「森のようちえん事業」だけではなく、備前市地域子育て支援拠点として利用者支援事業、学童保育等も行っています。
森の中にある遊び場には、ハイジブランコやハンモック、手作りのボルダリング等があり、認可保育園の遊び場しか知らない学生達は「こんな遊具は初めて」とわくわく感がいっぱいでした。
初めて見る遊具に戸惑いましたが、まずは自分たちが体験してみようということで遊んでいると、この日来ていた子どもたちと自然に遊びを楽しむことができるようになり、プレーパークの魅力を肌で感じることができました。
また、子どもたちが自然の中で自由な遊びを通して、五感をたっぷり使い、さまざまな学びをしていることにも気づく体験となりましたし、フィールドワークの中で他者とともに実体験を通して学ぶことは、具体的な体験の中で、座学の知識がどのように活用できるかという学びにもつながりました。
この「児童学特講」は「心理学特講」と、児童学科3年生の選択必修科目に位置づけられており、学生はこの2科目のいずれかを必ず履修することになっています。
児童学科教員13人が担当し、それぞれの担当教員ごとにゼミ形式で開講され、主に「子どもの教育・保育・心理に関する知識」を深め、フィールドワークなどの経験もしながら、必修科目となっている「卒業論文」へとつながる学修を進めます。