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移住・定住をテーマに学習し、市に提言~大学児童学科岡村准教授がコーディネート~

2018年08月16日 児童学科社会福祉学科

8月1日(水曜)~8月7日(火曜)の5日間、津山市内の県立4高校の連携講座「地域創生学」が津山高校、津山東高校、津山商業高校、津山工業高校の2・3年生の生徒22人の参加の下、実施されました。

 

この連携講座は、地域と連携した多様な学習活動と成果の発表を通して、美作地域の「今」が抱える諸課題を発見する力を育み、発見した課題の解決に向けて行動できる様々な力を有した「将来の地域を担う人材」の育成を目指して行われる講座であり、今年で2回目の開催となりました。

 

写真:統括する岡村先生とグループごとに座って聞く参加した高校生

 

今年度のテーマは「美作地域の移住・定住を促進するには」を全体課題として、岡山大学地域総合研究センター副センター長の基調講演や市職員の講義の聴講した後、「産業」「教育・人材育成」「医療・福祉」「環境・防災」の4つのグループに分かれ、フィールドワークやグループワークなどを通して、津山市が抱える問題点を探り出し、解決策を津山市に対する提言としてまとめていく形で進められました。

大学児童学科の岡村健太准教授が、この講座全般のコーディネートや各グループ・全体への助言など、全体指導者として講座に関わりました。

 

写真:グループワークの最中にアドバイスするコーディネーター岡村先生 写真:統括指揮をとった岡村先生

 

写真:グループワークで出た課題を模造紙の上に貼っている。壁にならべて貼っている 写真:グループワークで出た課題を模造紙の上に貼っている。壁にならべて貼っている

 

写真:グループワークをする高校生とアドバイスする

 

グループワークの中では、奈義町アートデザインディレクターを講師に、さまざまなお題をジェスチャーだけで表現する活動を行い、効果的な伝え方も学びました。

前半3日間の活動の中から見えてきた課題などに対し、後半2日間でグループごとに発表資料を準備し、市への提言に向けて発表を行いました。

この発表に向けての準備の段階には、大学社会福祉学科の小坂田稔教授が「医療・福祉」分野の分野指導者として参加しました。

 

写真:グループごとの発表。ステージにたつ1グループ。発表を聞く他のグループや高校教員や市関係者 写真:司会進行とコーディネーター岡村先生

 

写真:発表を聞いて講評や感想を話す市幹部職員 写真:発表を聞く高校教員や市職員など

 

全体指導者として、高校生たちのフィールドワーク・グループでの話し合い・発表等を統括した岡村准教授は「明確な答えのない問題に取り組むことが、社会では求められる。今回体験してわかったことを、経験として、今後に生かして欲しい。そして何より、この講座の活動そのものが、地域を活性化し、移住・定住を促進することに繋がっていって欲しい。」と話していました。

 

写真:最後の振り返りの時間で5日間の振り返りを総括する岡村先生

 

写真:グループワークの最中にアドバイスするコーディネーター岡村先生 写真:グループワークの最中にアドバイスするコーディネーター岡村先生

 

 

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