免許・資格(小学校教員養成コース)

小学校教員養成コースがめざすものは、幅広い専門知識と深い洞察力を持った先生。

「知識基盤社会」といわれる現在、学校現場には複雑な課題が多くあり、教員には教育に関する基礎的・基本的な知識・技能だけでなく、主体的に思考し他者と協働する力や学び続ける力などが求められています。
このような現状を見据え、本学では、地域の小学校で実際に児童と関わる演習・実習を1年次から4年次まで段階的に行っています。これにより、児童とふれあう喜びや教科指導・生徒指導の難しさを肌で感じることができます。また、小学校の先生方や地域の方々との交流を通して、教員をめざす自分自身の課題も明確化します。そして、大学で課題に関連した専門的内容を能動的に学習し、再び地域の小学校で実践するといった循環的学習を通して、これからの教員に必要な「課題解決力」や「主体的に学び続ける力」などの、柔軟で幅広い実践力の獲得をめざしています。

取得できる免許状・資格

小学校教員養成コースでは、小学校教諭一種免許状の取得をめざします。
専門スタッフが様々な対策講座を行い、試験合格へ向けてサポートします!

  • 小学校教諭一種免許状

  • 幼稚園教諭一種免許状

  • 中学校教諭一種免許状(家庭) ※認可申請中

  • 日本心理学会認定心理士資格

  • レクリエーション・インストラクター資格

  • 社会福祉主事任用資格(注1)

  • 児童福祉司任用資格(注1)

  • 防災士資格(注2)

※社会福祉主事任用資格、児童福祉司任用資格は卒業後1年以上の相談実務の経験が必要です。

(注1)

任用資格とは、特定の職業・職位に任用されるための資格のことで、該当任用資格を取得後、当該職務に任用・任命されて初めて効力を発揮する資格です。

(注2)

科目名称 単位数
災害を知る 2
災害に備える 2

防災士の資格を得るには、「災害を知る」「災害に備える」の2科目を受講し、単位を取得したのち、日本防災士機構が実施する「防災士資格取得試験」を受験し、合格するとともに、全国の自治体、地域消防署、日本赤十字社等の公的機関、またはそれに準ずる団体が主催する「救急救命講習」(心肺蘇生やAEDを含む3時間以上の内容)を受け、その修了証を取得すること。

試験対策

2021年度の公立小学校教員採用試験は、32名合格(注)しました。(現役19名)
(注)卒業生の合格状況は大学で把握している合格者のみ

1・2年次

教員採用試験・公務員試験等に必要な一般教養に関する内容を学びます。

実践力基礎演習

教養講座

3・4年次

専門スタッフが様々な対策講座を行い、試験合格へ向けてサポートします!

小学校教員採用試験対策支援

  • 教員採用試験対策模試
  • 集団討論・集団面接対策講座
  • 教職教養講座
  • 基礎学力講座
  • 模擬授業・面接対策講座
  • 小論文対策講座
  • 実技指導講座(ピアノ・体育など)

4年次6月~ 採用試験