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津山産小麦で親子の笑顔広がる ロールケーキづくり講座を開催

2025年10月29日 公開講座

  • 地元の津山産小麦を通じて「食」と「学び」を楽しむ一日

10月19日(日曜)、本学キャンパスの調理室にて「津山産小麦を使って親子でロールケーキづくり」講座を開催しました。主催はつやま子ども未来塾実行委員会と津山市教育委員会、共催に美作大学・美作大学短期大学部で開催している地域密着型の人気公開講座です。昨年度は、「地元食材を使ったおせち料理づくり」講座を実施し、多くの親子が参加しました(昨年の記事はこちら)。

毎年、申込開始後わずか数分で満席となるほどの反響をいただいていたため、今年は午前中だけでなく午後も開催し、たくさんのご家族に参加いただきました。

 

 

講師は食物学科の中山真知子先生が務め、美作大学調理師会「通称:みまちょー」から学生4名がサポートとして参加しました。会場となった調理実習室には、親子で楽しみながら学ぶ姿があふれ、和やかな雰囲気の中で講座が進行しました。

 

  • 小麦の学びが深まるプログラム

 

はじめに、津山産小麦について理解を深めるためのクイズを行いました。
「小麦の収穫時期はいつ?」などの問いかけに、子どもたちは元気よく手を挙げて回答。小麦が畑から粉へ、そして食卓へと届くまでの過程を楽しく学ぶことができました。
さらに、津山市ならではの取り組みとして、令和5年度第2学期から市内の小・中学校給食に津山産小麦を使った麺が提供されていることを紹介しました。参加者からは「身近なところで津山産小麦を食べていたなんて知らなかった」と驚きの声も上がり、地域の食材への関心が一層高まりました。
 

  • 親子で協力しながらロールケーキづくり

 

実習では、子どもたちがロールケーキづくりに挑戦しました。卵の黄身と白身を分けて泡立てたり、ふわふわのメレンゲを作ったり、焼き上がりを待つ間にフルーツを小さくカットしたりと、初めての作業にも楽しそうに取り組む様子が見られました。

 

 

スポンジが焼き上がると、親子で協力してクリームをのせ、フルーツを巻き込んで仕上げます。完成したロールケーキを前に「きれいに巻けた!」「おいしそう!」と笑顔を見せる子どもたちの姿が印象的でした。参加者からは、「普段なかなか一緒に料理をする機会がないので、親子で協力できてうれしかった」といった感想も寄せられました。

 

  • 地域とともに広がる「食育の輪」

 

本学では、地域の食材や文化を学びに生かす活動を通じて、子どもたちの食への関心を育み、親子の絆を深める機会を提供しています。今回の講座でも、津山産小麦の魅力を再発見するとともに、親子で協力する楽しさや食づくりの喜びを実感する場となりました。

今後も、美作大学・美作大学短期大学部は、地域との連携を大切にしながら、食を通じた学びと交流の場を広げてまいります。

 

質の高い教育をみんなに 住み続けられるまちづくりを

 

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