美作大学公開講座で親子の絆を深める「地元食材を使ったおせち料理」作り!
2024年12月18日 公開講座
12月8日(日曜日)、食物学科の中山真知子先生による公開講座「親子で作ろうおせち料理♪」が、本学内の調理室で開催されました。
この講座は、つやまこども未来塾と美作大学公開講座のコラボ企画として実施され、地域の親子9組が参加しました。
本講座の目的は、親子が一緒に調理を通じてコミュニケーションを深め、日本の食文化を学ぶことです。特に、おせち料理は正月を祝う大切な料理であり、その由来や意味を理解することで、子どもたちに日本の伝統に触れる貴重な機会を提供することを目指しています。
この日は、地元産のきなこ、にんじん、れんこん、さつまいも、だいこん、米などの食材を使用して、きなこクッキー、紅白なます、サツマイモのきんとん、田作り、手綱かまぼこなど、定番のおせち料理を親子で一緒に作りました。食物学科の学生たちも参加し、親子とコミュニケーションを取りながら楽しく調理をサポートしました。中には初めて料理に挑戦する子どもたちもおり、笑顔を浮かべながら積極的に調理を楽しんでいました。
子どもたちは包丁を使ったり、材料を混ぜたりする工程に興味津々で、普段とは違う体験を楽しんでいる様子が見受けられました。完成したおせち料理を、それぞれが思い思いに盛り付け、個性あふれる色とりどりのおせち料理が出来上がりました。完成後は、親子でその料理を味わい、喜びを共有しました。
参加した保護者からは、「普段、家では料理を一緒にする機会が少ないので、親子で協力して作業する楽しさを実感できました」「子どもが自分で作った料理を食べる姿に達成感を感じました」「料理を通じて食文化や伝統に触れさせることができて良かった」といった感想が寄せられました。