9月22日(土曜)、『これからの「食」と「子ども」と「福祉」を考える』をテーマに『美作大学公開講座(全5回)』の第2回を開講しました。
今回は児童学科 岡村健太准教授が講師を担当、「現代子ども論」のタイトルで講義をしました。
子どもたちを取り巻く環境の変化等に関して、「全国学力・学習状況調査」「スマホ普及率や使用率」などの統計調査データの深い読み方、ルソーやデューイなどの教育論なども例に挙げ、先生ご自身の経験を交え、さまざまな視点で「子ども」について考察を進め、現代の子どもたちに対し、大人が果たすべき役割や意義について熱心に話しました。
先生は、「今も昔も子どもはさほど変わっていない。変わっているのは環境や状況や世の中です。子どもは、身近な大人である両親に憧れの想いを持っています。大人がやってみせることで子どもが育つことは、今も昔も変わっていないのではないでしょうか。」と受講者に語りかけました。
時には受講者の記憶や考えを引き出す講義に、受講した市民の方々はメモを取りながら熱心に聞き入っていました。
美作大学公開講座は、美作大学と美作大学短期大学部が、地域に開かれた大学をめざして、どなたでも受講できる講座を毎年開催しています。
申込は随時受け付けていますので、市民のみなさま、是非ご参加ください。
今後の予定はこちらへ。第3回は9月29日(土曜)を予定しています。
※5回すべて参加していただいても、1回のみの参加も可能です。
なお、本学公開講座は「岡山県生涯学習大学連携講座」として開催しています。