美作大学と美作大学短期大学部では、地域に開かれた大学をめざして、どなたでも受講できる公開講座を毎年開催し、多くの市民の方に参加いただいています。
今年度も9月15日(土曜)に美作大学公開講座がスタートしました。
第1回の担当は社会福祉学科 有岡道博先生で、「歴史のなかのこどもたち ~子ども概念の変化について~」と銘打って開講しました。
有岡先生は、「福祉」の視点から子ども概念について触れ、「産業革命などを通じて確立してきた子ども期が、近年メディアの氾濫等によって消滅しつつある。今、子どもたちに必要なことは自律心と想像力、これを育てる環境を保障する配慮が大切である。」と話しました。
講義中は、参考書籍や資料を紹介したりするなど、この講義だけにとどまらず参加者の今後の学習へのつながるように工夫されていました。
およそ10名の市民の方が参加され、「講義の中で紹介した「きのくに子どもの村学園の取組事例」について疑問点を質問するなど熱心に受講されました。
今年度は5回の講義を予定しており、「食」と「子ども」と「福祉」をテーマに、「地域生活を支える」専門職を目指す学生が学んでいる理論や知識、話題をわかりやすく解説していきます。
申込は随時受け付けていますので、市民のみなさま、是非ご参加ください。
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※5回すべて参加していただいても、1回のみの参加も可能です。
なお、本学公開講座は「岡山県生涯学習大学連携講座」として開催しています。