学科トピックス
【社会福祉学科】田中ゼミが島根県益田市との共同研究に取り組む ~頼れる身寄りがいない高齢者を支援するプログラム開発研究~
2026年11月05日 社会福祉学科
10月15日(木曜)・16日(金曜)、社会福祉学科の田中ゼミが島根県益田市役所を訪問し、益田市総合支援課と共同で進めている研究について、研究会を開催しました。
島根県益田市と本学は、2024年5月に包括連携協定を締結し、地域福祉の推進に向けた共同研究に取り組んでいます。現在進めているのは、頼れる身寄りのいない高齢者を支援するためのプログラムの開発研究です。田中ゼミに所属する4年生6名は、頼れる身寄りのいない状況にある当事者へのインタビュー調査を実施しました。現在は、その結果をもとに、対話と伴走型支援を通じて、当事者の意思決定を尊重した支援を実現するためのプログラムの開発に取り組んでいます。

研究会では、学生たちが検討を重ねてきた、支援プログラムの方向性を示す「インパクト理論(暫定版)」を題材に、ワークショップ形式で意見を出し合いました。参加者との議論を通じて、理論の妥当性や改善点を多角的に検討し、今後のプログラム開発に向けた課題を共有しました。また、益田市総合支援課には本学の卒業生2名が在籍しており、在校生と卒業生がそれぞれの立場や経験を踏まえて意見を交わす、活発な議論が展開されました。学生たちは、地域の実情や支援の現場に携わる実践者の視点に触れ、研究を深めるための多くの知見を得ることができました。

今後は、4年生が「インパクト理論」を完成させた後、その成果を3年生へ引き継ぎます。3年生は、多機関がどのように連携・協働して支援を実現するのかを示す「プロセス理論」の検討・作成に取り組みます。こうした学年を越えた研究の積み重ねを通じて、益田市における、頼れる身寄りのいない高齢者への支援プログラムの開発を目指します。
本学では、益田市との包括連携協定のもと、地域が抱える福祉課題に向き合い、自治体との協働を通じて解決策を探る実践的な研究活動を推進しています。

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