学科トピックス
【社会福祉学科】10年の歩みに感謝を込めて!第100回「おあしすカフェ」を開催しました!
2026年10月06日 社会福祉学科
9月26日に作州城東屋敷(津山市中之町)にて、認知症カフェ「おあしすカフェ」の記念すべき第100回目の開催を迎えました。
本プロジェクトは、美作大学社会福祉学科の学生と、津山市認知症の人と家族の会「おあしすの会」が連携し、城東まちづくり協議会の協力を得て運営を続けてきた取り組みです。
当日は、認知症当事者の方やご家族、城東老人クラブの皆さま、大学生など約70名が参加しました。

【10年間の歩みを振り返り、感謝と学びを深めるひととき】
「おあしすカフェ」は、認知症の方やそのご家族が住み慣れた地域で安心して自分らしく過ごせる交流の場を目指し、2016年4月に開設されました。 節目の回となったこの日は、認知症についての理解を深める講話のほか、これまでの約10年間にわたる活動の歩みを振り返りました。また、ボランティア団体「白木蓮の会」の皆さまをお招きし、100回開催を祝う華やかな傘踊りや美しいフルート演奏、参加者全員で行う健康体操などが披露され、会場は終始あたたかい拍手と笑顔に包まれました。

【社会福祉学科の学生が考案!当事者の視点を学ぶ「特製すごろく」で交流】
参加者同士の交流の時間では、社会福祉学科の学生たちが手作りしたオリジナル「すごろく」を使ったワークショップが行われました。
このすごろくは、楽しみながら認知症への理解を深め、当事者の思いに寄り添うことを目的に学生たちが企画・制作したものです。盤面のマス目には、「好きなテレビ番組は?」「今までで一番おいしかった給食は?」といった会話が弾む身近なテーマから、「買い物に行きたいけれど、家族に財布や携帯電話を持たせてもらえない。そんなときはどうする?」といった、認知症当事者の方が日々の暮らしの中で直面するリアルな困りごとまで、様々なお題が盛り込まれました。
参加者はグループごとにサイコロを振りながら、それぞれの体験談や思いを語り合い、認知症当事者の方の視点に立って共に考える貴重な時間を共有しました。ゲームの後も、温かいコーヒーやお茶を手に和やかな歓談が続き、世代を超えた深い絆が生まれていました。

【参加した学生の感想】
「第100回という節目の『おあしすカフェ』に学生として参加でき、今までの活動の成果と手応えを実感しました。当事者の方が配膳される姿を見て『地域で役割を持つこと』の大切さを改めて学ぶことができたので、これからもこの活動を大切に頑張っていきたいです。」
「学生で企画したすごろくが大好評で、立場を気にせず誰もが笑顔で交流できる場をつくることができました。過去最多の参加者数となりましたが、卒業された先輩や社会福祉協議会・地域包括支援センターの方々のサポートのおかげでスムーズに運営でき、今後も皆で楽しめる企画を改良しながら挑戦していきたいです。」

【駆け付けた卒業生の感想】
「久しぶりに懐かしい方と再会でき、覚えてもらっていたことが嬉しかったです。
学生の頃、毎月「レクなにしようかな?」と考えていたことや「今日はこんなお話や声掛けができた」「もう少しこういう関わり方もできたかも」と振り返ったこと…全てが貴重な経験だったと今になって思います。
今は社会福祉協議会の社会福祉士として働いていますが、おあしすカフェに関わらせていただいた経験はとても糧になっています。今後もおあしすカフェが100回を超え、ずっと続いて繋がっていくことを願っています。」
【まとめと今後の展望】
美作大学社会福祉学科では、実践的な学びと地域社会への貢献を両立させるため、今後も「おあしすカフェ」をはじめとする地域連携活動に積極的に取り組んでまいります。
地域の中でともに学び、支え合う未来を目指して、学生たちの挑戦は続いていきます。
