本文へスキップ
ここから本文です。

Home>学部・大学院>福祉の分野について>社会福祉学科>学科トピックス>普段は知ることのできない人生に出会えた。学生主体でつくる「ヒューマンライブラリー in 美作大学」開催へ

学科トピックス

普段は知ることのできない人生に出会えた。学生主体でつくる「ヒューマンライブラリー in 美作大学」開催へ

2026年08月04日 社会福祉学科

「最初は緊張しました。でも、実際に話を聞いてみると、普段は知ることのできない人生経験や思いに触れることができました。」

これは、昨年度のヒューマンライブラリーに参加した石原瞳さん(社会福祉学科4年)の感想です。

ヒューマンライブラリーは、本ではなく「人」を借りる図書館。一人ひとりの人生や経験を「本」に見立て、参加者は「読者」として対話を通じてその人の物語に触れます。

「そんなこと聞いてもいいの?」
「その時、どんな気持ちでしたか?」
「今だから話せることはありますか?」

普段はなかなか聞くことのできない経験や想いを、本人と直接対話しながら知ることができるのが、このイベントの魅力です。

 

今年11月、美作大学では社会福祉学科の武田ゼミ生が中心となって企画・運営する「ヒューマンライブラリー in 美作大学」を開催します。

現在、運営に携わる学生たちは、「人の本」となる皆さんとの調整や会場づくり、広報など、来場者により良い時間を過ごしていただけるよう準備を進めています。

参加した学生からは、

「『普通』は誰にとっての普通なのか、考えるきっかけになりました。」

「相手を知ることは、自分を知ることにもつながると感じました。」

といった声も寄せられています。

ヒューマンライブラリーは、誰かの人生を知ることを通して、自分自身の価値観や考え方を見つめ直す機会でもあります。

あと約3か月。開催に向けて学生たちの想いも高まっています。

田頭樹奈さん(社会福祉学科4年)

・参加した人が、話し手の経験を自分の身近な人や自分自身と重ねながら、 心がふっと動くようなヒューマンライブラリーにしたい。

上野美咲さん(社会福祉学科4年)

・来てくれた人が「一歩踏み出してよかった」「誰かと話すのがもっと楽しくなった」と思えるような、アットホームなイベントにしたい

 

 

  • 人生を読む、30分。

 

番号 著者名
(語り手)
本のタイトル 本(話す内容)の概要
1 長光キャンディ 長光キャンディ70才、
アーティストでフェミニストで大学院生
⾧光キャンディ70才は、①アーティストで②フェミニストで③大学院生である。この3点に共通していることは、「女性であるということ」である。

大学院での研究の発端は、フリーダ・カーロ やリー・クラズナー といった女性芸術家を知り、「女性芸術家」と芸術家を分類していることへの違和感であった。「女性芸術家」から「女性」を外すと「芸術家」になり、それは「男性の芸術家」を意味するのか?

「女性」について考えることにより、⾧光はフェミニストを自称し始めた。⾧光はパワフルな楽しいアーティストである。この本を読むと元気になれる。

2 マッサル 1型珍道中 1章 1型糖尿病1年目~コロナ禍で持病持ちになった絶望~
2章 1型糖尿病2年目~将来を真剣に考える~
3章 1型糖尿病3年目~恋愛編~
4章 1型糖尿病4年目~資格取得~
5章 1型糖尿病5年目~30代に向けて~
3 Ayaka 私の世界を、少しだけのぞいてみませんか? 私は自閉症スペクトラムとADHDがあり、社会人になってから適応障害も経験しました。
同じ景色を見ていても、聞こえ方や感じ方、人との関わり方など、私の世界は少し違って見えることがあります。
「障害を理解する」というよりも、一人の人間の世界を少しだけのぞくような気持ちで、気軽に聞いてください。
4 おくちゃん 「このままでは終われない」と思った日 中学時代、教師による体罰や上級生からの暴力をきっかけに不登校となる。高校へは部活動を続けるために進学したが、出席日数が不足し、1年で退学。その後は親戚や知人を頼りながら職を転々とする生活を送った。
38歳の頃、自分が父親の亡くなった年齢と同じ年になったことや、若者サポートステーションの支援対象が40歳未満であったことなどをきっかけに、自身のこれからの生き方について深く考えるようになる。
41歳頃、通院していた精神科でピアサポーターと出会ったことをきっかけに、津山・きびの会が主催する居場所「トトロの家」につながる。そこでピアサポーター活動を始め、現在は自身の経験を生かしながら、地域でピア活動を展開している。
5 さにまや 私は私であって他の誰でもない 1章 私は何者か
2章 LGBTQと今
3章 相談される側とDVと
4章 脳内出血からの失語症
5章 仕事と失語症
6章 アンコンシャスバイアスとマイクロアグレッション
7章 ライスワークとライフワーク
6 なお 人は人 1章 トイレ間違いません
2章 女子高で育っての普通
3章 皆違ってよいのに、
一緒になりたがる
4章 今だから普通に
7 Allen (アレン) IDDM Caffe から見える風景 1章 自己紹介 看護師から患者へ
2章 医療は病名、生活は病態で
3章 IDDMと出会って最初に伝えて欲しい事
4章 血糖値のその先
5章 血糖値を”マネジメント”するという事
8 おりょう クローン病になって 1章 クローン病って...
2章 クローン病になった1年前
3章 クローン病1年を超えて...

今後、ホームページやSNSでは、ヒューマンライブラリーの魅力や、学生たちの準備の様子、「人の本」の紹介などを少しずつお届けしていきます。

【追加候補のBOOK】里親関連/留学生・外国人関連/LGBTQ関連/ヤングケアラー関連など

ぜひ、11月の開催をお楽しみに。

 

<過去の記事>

学科カテゴリー

過去アーカイブ一覧