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学科トピックス

【社会福祉学科】生活に寄り添う支援の現場へ!武田ゼミ3年生が姫路市内の福祉施設を視察

2026年07月13日 社会福祉学科

2026年7月8日(水)、社会福祉学科の「武田ゼミ」に所属する3年生が、兵庫県姫路市内にある福祉施設・機関を視察しました。

武田ゼミでは、利用者の「生活に寄り添う支援」をテーマに探究を進めています。今回の視察は、地域福祉や在宅復帰支援の第一線で、ソーシャルワーカー(社会福祉士)がどのような役割を果たしているかを現場で体感することを目的に行われました。

 

当日は、まず「姫路市社会福祉協議会」を訪問しました。前回は人口約3万人の社会福祉協議会を訪問し、今回は人口約50万人の社会福祉協議会を訪問。都市規模による取り組みの違いについても意識した視察となりました。

同協議会では、ひとり暮らしの高齢者を支える「ふれあい食事サービス事業」や「ぬくもりあふれあいネットワーク事業」、さらには権利擁護を支える「成年後見支援センター」の運営など、地域住民の生活に密着した多様な事業を展開しています。ここでは、本学の2024年度卒業生で、現在社会福祉士として活躍している秋山珠利さんが対応してくださり、地域に根ざした福祉のまちづくりの実際について丁寧にご説明いただきました。

 

 

続いて、社会医療法人松藤会が運営する「介護老人保健施設ゆめさき」を視察しました。同施設は、厳しい施設条件を満たした老健のみが認定される『超強化型老健』として、利用者一人一人の積極的な在宅復帰支援に力を入れている多機能施設です。

ここでは、2025年度卒業生の支援相談員・田中杏さん(社会福祉士)より、医師・看護師・リハビリ職・管理栄養士らと連携するチーム医療・ケアの重要性についてお話を伺いました。また、利用者主体の視点に基づいた「ノーリフティングケア」や、効率的な多職種連携を支える「インカム」や「電子カルテ」の導入状況など、最新の現場の工夫を肌で学ぶ貴重な機会となりました。

 

 

【学生の感想】

 

菊池このみさん(社会福祉学科3年)
私は今回、姫路市社会福祉協議会を見学し、その中でも地域住民が主体となって運営する「姫路市社協支部」が特に印象に残りました。社協支部は現在71ヶ所設置されており、同じ姫路市内でも地域によって活動内容が異なります。
その中でも特に心に残ったのが「ふれあいサロン事業」です。私は当初、サロンとは対象者を限定し、その人たちに向けた活動を行うものだと考えていました。しかし姫路市では、子ども・高齢者・保護者など世代や対象者を限定せず、誰もが参加できるサロン活動を実施していることがわかりました。さらに、各社協支部では自分たちの取り組みを他の支部と共有する場を積極的に設けており、そのことが活動の見直しや改善につながっています。社協が主体となるのではなく、地域住民が主体となって運営するからこそ、姫路市では住民同士の交流が活発に行われているのだと感じました。

 

片岡 千晶さん(社会福祉学科3年)
介護老人保健施設ゆめさきを見学させていただき、超強化型老健として在宅復帰支援に力を入れる中で、支援相談員が重要な役割を担っていることを学びました。特に、在宅復帰が難しい利用者さんに対しては、本人や家族の状況を丁寧に把握し、必要なフォーマルサービス(制度に基づく支援)やインフォーマルサービス(地域のつながり等の支援)を調整しながら支援することが重要であると学びました。また、制度やサービスだけでは補えない部分を、地域資源や家族などと連携しながら支えていくことも、ソーシャルワーカーの大切な役割であると理解しました。

 

片岡 あおいさん(社会福祉学科3年)
今回、介護老人保健施設ゆめさきでの視察を通して、超強化型老健として利用者さんの在宅復帰支援に力を入れていることを学びました。また、利用者主体の視点を大切にし、ノーリフティングケアやインカムの導入によって、利用者さんと職員双方の負担軽減や多職種連携につなげていることを理解しました。さらに、支援相談員は利用者さんや家族の思いを丁寧に聞き取り、多職種と連携しながら利用者さんの思いを支援につなげる重要な役割を担っていることを学びました。そして利用者さんの気持ちや希望に寄り添い、一人ひとりを主体とした支援を行うことの大切さを理解しました。

 

 

3.すべての人に健康と福祉を 質の高い教育をみんなに 住み続けられるまちづくりを

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