社会福祉学科

11月22日（土曜）、美作大学100周年記念館5階にて、映画『プリズン・サークル』の上映会とトークイベントを開催いたしました。本事業は、社会福祉法人岡山県社会福祉協議会　岡山県地域生活定着支援センターの主催により実施され、本学が共催、津山市の後援を受けております。運営には、社会福祉学科の松尾グループが協力いたしました。イベントには、上映会に約110名、トークイベントには約70名の皆さまにご参加いただきました。

来場者は一般の方をはじめ、刑務所に勤務されている方、福祉施設や医療機関の職員の方など、多様な立場の方々にお越しいただきました。また、すべてのガイダンスやアナウンスには手話通訳者が同時通訳で対応し、より多くの方が参加しやすい環境づくりに努めました。

上映後のトークイベントでは、日本福祉大学の藤原正範様より、2022年の刑法改正で導入された「拘禁刑」についてのミニ講義がありました。あわせて、現在展開されている刑務所処遇のためのモデル事業についても紹介され、参加者は社会の変化を踏まえた最新の動向に深く耳を傾けていました。

感想共有の時間には「もっと語り合いたい」という声が挙がるほど、多くの参加者の胸に響く内容となりました。映画を通して、人が変わるとは何か、社会の中で支え合うとはどういうことかを見つめ直す貴重な機会となりました。

ご来場いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。