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【日本語パートナーズ派遣事業】学生手作りの“動作かるた”がベトナムの教材として製品化!

2020年10月20日 お知らせ

日本語パートナーズ・ベトナム短期派遣プログラム(第6期)に参加した本学学生5名の手による教材「動作かるた」が、ベトナムにおける日本語教育の教材として独立行政法人国際交流基金(The Japan Foundation)により採用されました。

 

学生たちの手作りした「動作かるた」は、派遣先の現地活動で評判が高かったことから、国際交流基金のベトナム文化交流センターがこれを原案とし、学生とともに改良を重ねて国際交流基金の教材として制作したものです。日本語教育を推進する同基金の教材として採用されたことから、今後、ベトナムでの普及が期待されるところです。

 

かるたを作成した学生

 

※「動作かるた」とは

カードは全部で46枚(「あ」から「ん」までの46文字)で、カードには動詞の動作を表す絵とその動詞の語頭の文字、または語中・文中に含まれる文字が一つ描かれています。

このカードに使用される動詞は、ベトナムの中等教育機関向け国定教科書『日本語6~12』を参考に選定しました。このカードは、ひらがなや動詞を学習するための補助教材です。

 

かるたの写真

 

 

国際交流基金による日本語パートナーズ派遣事業は、ASEAN諸国を中心とするアジアの日本語教育を行う中等教育機関等に日本人アシスタントを派遣し、現地日本語教師の教育活動を支援するとともに、教室内外の学習者の支援や文化交流を通して、日本語と日本文化の魅力を伝えることを目的としています。

包括連携協定を結ぶ美作市からの依頼を受け、美作市に在住する学生を含んだチームを結成して応募し、面接・プレゼンテーションなどの選考を経て派遣されるもので、本学からは第6期を含め3回学生が派遣されています。

<訪問の様子はこちら>

 

 

10月12日(月曜)には3名の学生が美作市役所を訪ね、萩原市長にこの度の件を報告しベトナムより送られてきた「動作カルタ」を寄贈しました。

 

かるたを寄贈する様子

 

 

  • 学生からのコメント

「この動作かるたは日本語学習者のレベルに合わせて、日本の文化である「かるた」を体験しながら学ぶことができます。派遣での反省を活かし、札の絵やどんな言葉が良いのかを皆で検討しながら製作しました。ベトナムで日本語を一生懸命勉強される学生さんに使っていただき、楽しく日本語を学んで貰えればと思います。」