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第8回西苫田地区防災訓練を本学 体育館で開催

2025年09月24日 お知らせ

  • 住民・行政・大学が一体となり「逃げ遅れゼロ」を目指す

9月21日(土曜)、本学体育館にて「第8回西苫田地区防災訓練」が行われました。主催は津山市連合町内会西苫田支部自主防災・防犯会連絡協議会で、西苫田地区の防災士や消防団、津山圏域消防組合などが協力。本学は、2022年3月に同協議会と締結した防災協定に基づき、会場を提供しました。

 

 

今回の訓練は、ゲリラ豪雨による昭和池の決壊や宮川の氾濫、土砂崩れを想定した避難訓練として実施。避難所運営ゲーム、段ボールベッドやパーテーションの設置、簡易トイレの模擬設置、AED操作実演、防災講話など、多彩なプログラムを通じて「自助・共助・公助」の在り方を確認しました。

 

 

 

当日は、財務大臣の加藤勝信氏や津山市長の谷口圭三氏も来場し、住民とともに避難所運営の方法について意見を交わすとともに、段ボールベッドの組み立てや簡易トイレ設置などを体験。参加者と交流しながら、地域防災への関心を高めました。

 

 

また、本学からもボランティアセンターの学生4名と教職員が参加。地域住民と協力して避難所の運営訓練に取り組み、大学としての地域連携の姿を示しました。

 

参加した学生からは、
「避難所では小さな工夫が安心につながることを学びました。地域の方々と一緒に準備を進める中で、声をかけ合う大切さを実感しました」
「実際に避難所内のレイアウトを考えることは、様々なケースを想定することが必要だったので、想像していたよりも大変でしたが、それ以上に協力し合う雰囲気の温かさを感じました」
といった声が聞かれ、訓練を通じて地域とのつながりや防災の重要性を改めて考える機会となりました。

 

西苫田地区防災訓練は、「互助の精神」と「社会的絆」を深め、真に安心・安全な地域づくりを進めるための大切な取り組みです。本学も引き続き、地域と連携しながら防災・減災への貢献を続けてまいります。

 


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