- アルゴリズムの考え方を学び、5品同時調理に挑戦

2月14日(土曜)、美作大学において「子どもクッキングラボ」を開催しました。本講座は、美作大学と津山工業高等専門学校との連携による公開講座として実施され、親子で学びと調理体験を楽しむ機会となりました。

当日は、津山工業高等専門学校の学生4名と美作大学の学生2名が、準備・活動中の見守り、調理補助、片付けなどのサポートをしました。学生たちは子どもたちの目線に立って声をかけながら安全面に配慮しながら交流も深めました。
- プログラミング的思考で料理の手順を考える
はじめに、津山工業高等専門学校の松島由紀子准教授より、プログラミングの原点となる「物事を順序立てて考える力」について紹介がありました。
続いて、「もしコンピューターが料理の手順を考えたらどうなるか」という視点から、調理工程をどのように分解し、効率よく組み立てるかを学びました。

子どもたちは、これから作る5品(ごはん、肉じゃが、豆腐の味噌汁、きゅうりのゆかり和え、チョコレートプリン)の調理手順を分解したカードを使い、自分たちだけで順序を考えて並べ替えました。

すべてを上から順に行うと4時間半かかる工程を、1時間半で完成させるにはどう組み替えればよいのか。保護者の方にも少し手伝っていただきながら、最適な手順(アルゴリズム)を考える頭の体操となりました。
その後、コンピューター的思考で導き出された「最適解」をもとに、5品を同時に作る調理に挑戦しました。
- 子どもたちが主役の調理体験
調理実習は、美作大学短期大学部栄養学科の住吉友香助教が担当しました。

小口切り、輪切り、くし形切り、乱切りなどの基本的な切り方を学びながら、子どもたちは協力して調理を進めました。肉じゃがに使うジャガイモの皮むきにも自分たちで挑戦し、真剣な表情で取り組む姿が印象的でした。

味噌汁は煮干しから丁寧にだしを取り、ご飯は米を研ぐところから炊き上げます。さらに、きゅうりのゆかり和え、板チョコを溶かして作るチョコレートプリンにも挑戦しました。

また、料理の合間には子どもたち自身が使った調理器具やボウルを洗う姿も見られました。次の工程をスムーズに進めるために自分たちで考えて行動する様子が印象的で、調理の段取りを体感する貴重な経験となりました。
- 笑顔あふれる和定食ランチの完成
子どもたちだけで作った肉じゃがを中心とした和定食が完成すると、数ある食器の中から自分の好きな器を選び、料理をよそい、テーブルに並べるところまで子どもたち自身が行いました。どの器に盛りつけるかを考える時間も楽しそうでした。

子どもだけで作った和定食はきっと格別だったことでしょう。

本講座は、料理体験を通してプログラミング的思考や段取り力を楽しく学ぶ機会となりました。参加した子どもたちにとって、日常生活の中で考える力を育む貴重な体験となったことと思います。
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