1月20日(火曜)、美作大学社会人教養講座の『第1回 政治×統計:政治と世論調査にだまされない統計の見方』を開催しました。
当講座は社会人に配慮し、平日の夕方18:30よりスタートしました。オンライン(Zoom)での受講も実施し、たくさんの方にご参加いただきました。

8月に行った社会人教養講座に続き、本学で「調査と統計」「情報リテラシー」などの科目を担当されている稲益智子先生が講師を務めました。
この講座では、ニュース記事や統計データの中で使われる表現や数字が、私たちの判断にどのような影響を与えるかを学びました。例えば、専門家や有名人の意見を重く受け止めてしまう「権威バイアス」、同じ内容でも言い方や切り取り方で印象が変わる「フレーミング」など、無意識のうちに思考を誘導される表現が身近に存在することがわかります。
さらに、統計データの見せ方によって印象が変わることも取り上げました。分母や分子の扱い方、割合の表現、無回答・欠損データの影響、グラフの軸の取り方など、数字や図表を読み解く際に注意すべきポイントを具体例とともに紹介しました。

後半は実際の記事やグラフを題材に、どの部分が判断に影響を与えやすいかを参加者同士で話し合う時間も設けられました。稲益先生は「書き手に悪意がなくても、無意識でこうした表現を使ってしまうことがある。今日学んだ『情報の見抜き方』を日常生活で役立ててほしい」と参加者に伝えられました。
次回は2月17日(火曜)、『第2回 暮らし×統計:暮らしの中の”危ない統計”』を行います。
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