9月24日(土曜)、令和4年度公開講座『SDGsってなに?~食と子どもと福祉の分野で考える~』の第1回が開催され、15名が受講しました。
今回は、専攻科の須江裕子先生が講師を担当され、「介護と仕事の両立講座~介護しながら働くために知っておきたいこと~」と題して講演されました。
須江先生はまず、認知症の症状やそれに伴う生活上の支障を説明されました。そして、近年の高齢化の現状として老々介護や介護離職が増えており、けして他人事ではない問題なのだと述べられました。
そして、親が元気な時にこそ、介護に直面した時の本人の希望を話しておくことが重要だと話されました。
また、「仕事」か「介護」の二択ではなく、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)を実現し自分の時間も大切にするために、介護の際に必要となる具体的な費用や受けられる保険制度・サービスを紹介されました。
後半は、実際に福祉用具に触れてみる時間が設けられました。
受講者の皆様からは「親の介護に関して、一歩先の考え方を見直す機会となりました」「未知の分野でしたが、今できることが具体的にわかりました」などの感想が寄せられました。
美作大学公開講座は、美作大学と美作大学短期大学部が、地域に開かれた大学をめざして、どなたでも受講できる講座を開催しています。
申込は随時受け付けていますので、市民のみなさま、是非ご参加ください。
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