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第4回「介護ロボット研究会」を開催しました
2019年07月31日 地域生活科学研究所
7月20日(土曜)美作大学において県内外からこれまでで最も多い会員29名が出席して、第4回「介護ロボット研究会」を開催しました。
会議では、3件の事例発表があった後、意見交換等を行いました。
まず、事例発表では、老人保健施設「虹」の米井氏から「リハビリテーション専門職の理解と介護ロボットを活用する生活行為について」、 日進ゴム㈱の和氣氏から「医療・介護系製品への素材技術からのアプローチ」、㈱賀陽技研の平松氏から「かようぎけん という会社」というテーマでそれぞれの立場から発表がありました。
これまでの介護現場での知識、経験等を踏まえた具体的な話、提案や、実際に製品を持ち込んで自社の紹介を行うなど、大変興味深く、今後の参考となる内容でした。
また、意見交換では、「介護ロボット等を導入する場合、その価格よりも導入によって仕事の効率がどうなるのか、費用と効果との比較が大切である。」、「いろいろ商品化されているが、普及しないのは、介護現場とのミスマッチがあり、現場の意見が十分に反映されておらず、製品の使い勝手が良くない。」、「排泄に関してはロボット開発が進んでいない。」「現場や立場で要望等が違い、一つに絞ることがむずかしい。」など多くの意見が出されました。
次回以降は、さらに事例発表や意見交換等を行いながら、具体的な取組に向けて、今後の研究会の進むべき方向を探っていきます。
次回の研究会は、9月21日(土曜)に開催することを確認して、閉会しました。
※研究会への参加のお申込みやご意見は、地域生活科学研究所(TEL:0868-22-7718/Email:soumu@mimasaka.ac.jp/担当:光井・和田)まで