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第3回「介護ロボット研究会」を開催
2019年06月03日 地域生活科学研究所
5月18日(土曜)、第3回の「介護ロボット研究会」を津山市神戸に立地する特別養護老人ホーム「のどか」において開催しました。会議には、今回新たな会員を3名加え、全会員38名中27名が出席して、施設見学や活発な情報・意見交換等が行われました。
会議では、まずダイヤ工業㈱の小川和徳氏からこれまで開発してきた空気圧人工筋を使った製品等の紹介や、現在研究開発中の建設や物流現場などをターゲットとした重労働者用動作支援ウェアの開発状況等に関する講演があり、実際に当該ウェアを装着した感想や意見の発表がありました。
その後、今回会場となった「のどか」の施設紹介と、施設職員の方の誘導案内で通常なかなか立ち入ることのない施設内の見学を実施しました。
意見交換では、介護は腰への負担が大きく、長時間装着してサポートする機器があれば助けになることや、軽量で衛生面にも配慮した機能が欲しいことなどの意見が出されました。また、介護機器等の開発においては、施設などで一定期間実際に使用して、その評価や問題点等を発見する機会を設けることは大切な視点であるといった意見が寄せられました。
次回の研究会を、7月20日土曜日に開催することを確認して、閉会となりました。
※研究会への参加のお申込みやご意見は、地域生活科学研究所(TEL:0868-22-7718/Email:soumu@mimasaka.ac.jp/担当:光井・和田)まで