Home>教育・研究・関連施設>教育・研究機関>地域生活科学研究所>新着情報一覧>「介護ロボット研究会」が初めての会議を開催

教育・研究・関連施設

Faculty, Researches & Facilities

「介護ロボット研究会」が初めての会議を開催

2019年01月23日 地域生活科学研究所

美作大学・美作大学短期大学部 地域生活科学研究所が中心となって「介護ロボット研究会」を設立し、県内外から会員22名が集まり、『介護ロボット』の開発者と利用者が積極的に情報交換や協議を行う場として、1月12日(土曜)に第1回会議が開かれました。

 

会議の冒頭に、地域生活科学研究所所長 則次敏郎教授から、「関連する幅広い分野から研究会に参加があり、現場で役立つロボット等の開発が期待できるメンバーとなりました。研究会から情報を発信し、具体的な『介護ロボット』の実現を目指しましょう。」との挨拶があり、則次所長をこの研究会の会長に選任しました。

 

resize_190112_kaigo02.jpg

 

意見交換では、「介護現場でのロボット、機器等の導入の必要性は高く、開発時に操作性を踏まえた検討が必要。」「現場が求めている機能が装備された機器が少ないこと、また高価なことが今の現状。さらには使ってからわかる問題点も多い。」「開発の側は介護現場を知らない、連携してニーズ把握や現場での話し合いなどに取り組むことができるのではないかと感じる。」といった多くの意見や思いが寄せられました。

 

resize_190112_kaigo01.jpg

 

「介護ロボット研究会」は、施設の見学や現場での情報収集や意見交換なども積極的に行いながら、現場のニーズを反映した介護ロボット・機器等の機能や形状・形態、それらを活用した効果的な介護方法などについて議論し、産官学連携により具体的な開発や実用化をめざし、協議を進めていくことになります。

現在「福祉関係施設」「医療機関」「企業」「支援機関」「大学」「高専」などの各分野から32名が会員として加入しています。

 

「介護ロボット研究会」設立記念講演会の様子

※研究会への参加のお申込みやご意見は、地域生活科学研究所(TEL:0868-22-7718/Email:soumu@mimasaka.ac.jp/担当:光井・和田)まで。