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~地域の子どもたちに防災啓発~「みまさか防災隊」結成!子ども防災塾を初開催!

2024年07月09日 みまさか防災隊 ボランティアセンター

7月7日(日曜)、コミュニティハウスふたば(津山市国分寺)にて、防災士の資格を持つ学生らで結成された美作大学「みまさか防災隊」が、小学生を対象に防災の知識を広める防災塾を開催しました。

 

防災塾の様子

 

近年自然災害が目立ち、地域で働く人材にとって防災の知識というのは非常に重要なものとなってきています。本学ではこのような状況に対応できる専門職人材を輩出すべく、日本防災士機構から防災士研修実施教育機関として認定を受け、2020年度より全学科で『防災士資格取得試験受験資格』の取得を可能としており、毎年多くの学生が防災士を取得しています。

<防災士養成講座の様子についてはこちら>

 

 

この度、地域の子どもたちに防災啓発を行うことで、自身や家族の命を守ってもらいたいという思いから、防災士資格を持つボランティアセンターの学生らが立ち上がり、「みまさか防災隊」が結成されました。

<ボランティアセンターの詳細はこちら>

 

防災塾の様子

 

第1回目の取り組みとして、「就労継続支援B型事業所らくがき」を運営する労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団津山地域福祉事業所の平尾所長にご協力いただき、コミュニティハウスふたばにて小学生を対象とした子ども防災塾を開催しました。

本会場では、定期的に本学ボランティアサークル「HOPES」が連携して子ども食堂を実施しています。

<HOPESの子ども食堂の記事はこちら>

 

 

この日は、1年生から6年生までの小学生12名が集まり、学生6名が講師を務めました。

始めに、自己紹介、「防災」という言葉の意味や、防災の必要性、防災士資格についての説明を行いました。

 

防災塾の様子

 

その後、2グループに分かれ、学生手作りの防災かるた取りや、新聞紙で作るスリッパづくりなどの体験講座を実施しました。

 

防災かるたは、「かるた」という日本古来の遊びを通して、友達と一緒に学べる時間を持つこと、また子どもたちに覚えてほしい「備えの知識」を「かるた」を通じて学ぶことを目的に制作されました。本学マスコットキャラクターのミマッパちゃんのイラストを用いて、災害時や災害に備えた行動をわかりやすく表しています。

 

防災塾の様子  防災塾の様子

 

子どもたちはかるた取りを楽しみながら、書かれている内容についての解説を真剣に聞いていました。

 

新聞紙スリッパは、避難所などで簡単に作ることができる便利な防災グッズです。子どもたちは自分の足の大きさに合わせて一生懸命新聞を折っていました。完成したスリッパを履いて、「これなら足の裏を守ることができる」「意外と履き心地が良い」と話していました。

 

防災塾の様子  防災塾の様子

 

講座の最後には、津山市危機管理室様にご提供いただいた災害備蓄用パン「桃太郎パン」を紹介し、子どもたちに配布しました。

 

防災塾の様子  防災塾の様子

 

終了後には平尾所長のご厚意で、カレーやかき氷が参加者にふるまわれ、交流を楽しみながら美味しくいただきました。

 

防災塾の様子

 

 

  • 参加者の感想

「かるた取りやスリッパ作りなどで楽しく勉強することができました」

「これから災害が起きた時に役に立つ内容を教えてもらえて良かったです」

 

  • みまさか防災隊隊長の木村莉緒さん(児童学科3年/山口県長府高校出身)のコメント

「防災隊では、子どもたちに防災について知ってもらい、体験して学べる活動を行いたいと考えてきました。当日、防災かるたやスリッパ作りの活動に一生懸命取り組む子どもたちの姿を見ることができ、とても嬉しかったです。また、私自身もさらに知識を増やし、防災を広めたいという気持ちがより一層強くなりました。活動を通じて防災の知識を深め、興味を持つ子どもが増えると嬉しいです」

 


美作大学「みまさか防災隊」は、今後も子ども向けの防災講座を地域に向けて実施していきたいと考えています。講座実施の依頼は、美作大学ボランティアセンター(0868-22-7715、学生課)までお願いいたします。

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