美作大学沖縄県人会が「慰霊の日」に合わせて黙とう~沖縄本土復帰50周年~
2022年06月26日 沖縄県人会
6月23日(木曜)、「沖縄慰霊の日」に本学沖縄県人会の学生と教職員合わせて約100名が正午から1分間、沖縄の方角に向かって平和への祈りを込めて黙とうを捧げました。
沖縄では1945年4月に米軍が本土へ上陸し、住民も戦闘に巻き込まれ、20万人以上が犠牲となる国内最大の地上戦となりました。6月23日は大戦の終結した日とされ、沖縄の平和祈念公園では毎年、戦没者追悼式が行われています。
本学には現在約100名の沖縄県出身の学生が在籍しており、沖縄県人会6・23実行委員会が、悲劇を繰り返さないために平和について考え、多くの人に「慰霊の日を」を知ってもらおうと2014年から毎年黙とうを行っており9年目となります。
6.23実行委員会委員長 上間 羽南さん(食物学科2年/沖縄県名護高校出身)は「今年は沖縄が本土に復帰して50周年となりました。日本で唯一の地上戦が繰り広げられ県民の4人に1人が亡くなった沖縄戦、その悲惨な出来事を風化させないため、また、亡くなった方々のご冥福と世界の平和を願い黙とう捧げます」と挨拶を述べ、正午に合わせ、沖縄の方角に向かって1分間静かに目を閉じました。
- 沖縄県人会の学生のコメント
「戦争の悲惨さを考え、忘れてはいけないという機会を津山の地で作ってもらえて良かったです。同じ過ちを繰り返してはいけないと改めて認識ができました」
「戦争を経験した人がどんどんいなくなってしまって、私たちが次の代に伝えていかねばならないと思っています」
この取り組みはは毎年多くのマスコミに取り上げられています。