“奇跡の牛”「元気くんの歌」額装を勝央町へ寄贈
2020年08月28日 お知らせ
8月26日(水曜)、1998年の洪水で流されながら生き延び「奇跡の牛」と親しまれた元気くんをテーマにした歌詞の額装を、元気くんゆかりの地である勝央町へ寄贈しました。
勝央町は現在、今年の1月14日に老衰で死んだ元気くんを語り継ぐため、ブロンズ像制作を目指す事業を進めていることからこの度の寄贈が決まりました。
~額装が完成するまでの経緯~
生きることの尊さや喜び、あきらめずに頑張る勇気と希望を与えてくれた元気くんに魅せられた美作女子大学(現、美作大学)の学生8名が、教員2名と卒業生1名の指導の下に、石岡牧場や亀森 泰之獣医師、美作女子大学事務職員と共同で、実話を「紙芝居」に再現しました(1999年5月1日完成)。
この取り組みに魅せられた岡山県在住の書道家 森川 星葉氏から、元気くんの「歌」(作詞・作曲:中林 淳眞氏)を額装にしないかとの提案があり、2001年に制作。そして、完成した額装は美作大学の大会議室に飾られました。
また、学生たちが制作した元気くんの「紙芝居」は、「第20回記念神奈川県手づくり紙芝居コンクール最優秀賞」や「第1回岡山芸術文化賞特別賞」を受賞しました。
この日、藤原修己理事長が勝央町役場を訪ね、水嶋淳治町長に贈呈しました。
額装は元気くんの牛舎があった「おかやまファーマーズマーケット・ノースヴィレッジ」に飾られる予定です。
元気くんのブロンズ像制作は現在、クラウドファンディング等で寄付を募っています。(9月30日まで)
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