1年次セミナーにて、デートDV・ハラスメント・性暴力に関する講演会を実施
2020年11月12日 お知らせ
11月7日(土曜)全学科合同の「1年次セミナー」にて、大学・短大の1年生全員が「性的虐待や性暴力から身を守る」をテーマの講演を受講しました。今年は3密を避けるため、100周年記念ホールでの講演を2教室にわかれて、学科別にリモートで視聴しました。
「1年次セミナー」は、初年次教育を目的として、大学での授業の受け方からレポートの書き方、プレゼンテーションの方法、キャリア教育やキャリアデザイン、生活に関する事柄などを学ぶ本学独自の科目で、すべての学科の1年生全員が通年で受講しています。
この日は、国際ソロプチミスト津山のご協力により、心理カウンセラーの市場恵子氏を講師にお迎えし、「デートDV・ハラスメント・性暴力~被害者にも加害者にもならないために~」ついてお話いただきました。
市場氏は「女らしさ」「男らしさ」の抑制、DV被害の実態、デートDVの様々な暴力事例ついて話され、デートDVは身体だけではなく精神的な暴力なども含み、20代女性の4~5人に1人は受けたことがあると指摘されました。
「どんな人にもイヤなことを強いられることにノーを言っていい、もし被害にあっても自分を責めないでほしい」「たとえどんなに傷ついても、人には回復のパワーがある」「あなたの知識や一言が誰かを助けるきっかけになることがある」と呼びかけました。
学生たちにとっては普段このようなお話を聞く機会がなく、最後まで熱心に話しに聞き入っていました。
市場先生、大変貴重なお話をいただきありがとうございました。