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本学における新型コロナウイルス感染防止対策について 第6報(本日“新型コロナウイルス感染に関する緊急警報”を本学に発令します)

2020年07月27日 お知らせ

本学における新型コロナウイルス感染防止対策について 第6報

(本日“新型コロナウイルス感染に関する緊急警報”を本学に発令します)

美作大学・美作大学短期大学部
学長 鵜﨑 実

7月下旬になって、新型コロナウイルス感染が都市部から地方へと急速に拡大しています。すでに1日当たりの全国の感染者数は、緊急事態宣言が発出されていた4月の水準を大きく超えています。また、広島大学、県立広島大学、広島修道大学、広島市立大学、山口大学、徳島文理大学、島根県立大学、徳山大学、広島文化学園短期大学、吉備国際大学、下関市立大学などの大学生に感染が確認され、中国・四国地方でも大学生への感染が急速に拡大しています。

現在の状況は、4月の全国に緊急事態宣言が出された頃よりも学生への感染リスクが格段に高くなっており、このような現状認識から本日“新型コロナウイルス感染に関する緊急警報”を全学生、全職員に対して発令いたします。警報発令に伴い、感染地域への移動の禁止を含む感染防止対策を強化し、学生活動についても制限を強化します。

学生の感染が確認された大学の事例から、特に注意を要するのが、

  • 1)感染拡大地域への訪問・滞在
  • 2)食事、コンパ、カラオケなどマスクを外す場面

であり、その面で対策強化をはかります。また学生の年齢層では無症状の感染者も多いことから隠れた感染拡大に備える必要があります。死亡率の高い既往症を持った方や高齢者への飛沫感染リスクを最小化するために、自らに症状が出ていなくても、マスク着用並びに人との距離(ソーシャルディスタンス)の確保などの感染防止の基本的行動を厳守する必要があります。

前期の講義は試験期間を含め残り二週間ほどとなっていますが、今後の状況によっては休校とする可能性もあります。感染対策にこれまで以上に気を配りながら当面は授業を継続します。

本学では、全学生、全職員をあげて感染者ゼロのキャンパスの維持、継続をめざして、以下のように取り組みます。

新型コロナウイルス感染防止の取り組みの基本方針

  • 1)学内へのウイルス侵入を防ぐこと
  • 2)学内で感染の可能性をなくすこと

この2点を軸に感染防止対策を実施します。

1. 本学へのウイルス侵入の阻止(水際防御)

ウイルスの侵入経路として、

  • ①帰省や就職活動等(大学職員にあっては出張等)で感染が続く地域に出かけて現地の人物と接触
  • ②感染が続く地域から津山周辺を訪れている人物との接触

を想定しています。

  • (1)帰省や就職活動等(大学職員にあっては出張等)で、他地域への訪問・滞在の把握と対応
    訪問・滞在先の感染状況に応じて、次のように対応します。

    • 直近1週間の人口10万人当たりの感染者数が5人以上の地域または圏域への訪問・滞在
      (現段階8/31における対象地域)

      首都圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)、石川、福井、近畿圏(京都(注1)、大阪)、福岡、沖縄

      注1:京都(京都市のみ該当、南丹・山城・乙訓保健所管内市町村は0.5 人以上~5人未満の1-②に該当)

      ※対象地域は毎週更新。

      (対応)
      • 業務における訪問・滞在を原則禁止とします。個人的な用件での訪問・滞在についても自粛してください。
      • 必要不可欠な用件でこれらの地域への訪問・滞在する場合については、事前に学生課(学生)、総務課(職員)に申し出てください。
      • 訪問・滞在した場合、津山に戻ってから1週間の自宅待機を課します。自宅待機中は日々の体温と体調を学生課(学生)、総務課(職員)に報告すること。
      • 津山に戻ってから1週間経過時点で発熱等風邪の症状が見られない場合、2週間目は「三密」の回避、手洗いやマスク着用の徹底、人との距離を保つ(できるだけ2m)、真正面での会話や食事を避ける、などの感染症対策を厳格に行い、濃厚接触にならないよう行動することを条件として自宅待機を解きます。なお発熱や風邪の症状がある場合は自宅待機を継続します。
    • 直近1週間の人口10万人当たりの感染者数が0.5人~5人の地域または圏域への訪問・滞在
      (現段階8/31における対象地域)

      北海道、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、富山、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、兵庫、奈良、 和歌山、山口、徳島、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島

      ※対象地域は毎週更新。

      (対応)
      • 訪問・滞在にあたり感染症対策を厳格に行い、現地での会食、コンパ、飛沫が飛び交う場所に行かないことなどの厳守義務を課します。なお、厳守されてないことが判明した場合は、①と同様の対応(津山に戻ってから1週間の自宅待機等)を実施します。
      • 津山に戻ってから2週間は、「三密」の回避、手洗いやマスク着用の徹底、人との距離を保つ(できるだけ2m)、真正面での会話や食事を避ける、などの感染症対策を厳格に行い、濃厚接触にならないように行動するよう求めます。
      • 訪問・滞在にあたっては、事前に学生については学生課、職員については総務課に申し出ることとします。
    • その他の地域への訪問・滞在
      ※直近1週間の人口10万人当たりの感染者数が0.5人未満の地域

      • これらの地域への訪問・滞在は、関係部署の申し出は不要です。ただし、「三密」の回避、手洗いやマスク着用の徹底、人との距離を保つ(できるだけ2m)、真正面での会話や食事を避ける、などの感染防止対策は必須です。
  • (2)感染が続く地域から大学や津山周辺を訪れている人物との接触の回避
    • 1)感染が拡大している地域から本学への訪問は、原則的にお断りします。本学の教育・研究活動あるいは大学運営上、必要不可欠な場合には、「三密」の回避、手洗いやマスク着用の徹底、学生や職員との距離を保つ(できるだけ2m)、真正面での会話や食事を避ける、などの感染防止対策に協力をお願いします。
    • 2)学生、職員で、感染が続いている地域から訪れた方と学外で会う場合も、1)と同様の感染防止対策を厳格に実施することを求めます。
2. 3密の回避、マスク着用等の感染の可能性を低減化並びに健康管理のための措置
  • (1)キャンパス内外を問わず必ずマスク着用
    • 1)キャンパス内はマスク着用の厳守
      マスクをせずにキャンパス内に入ることも授業を受けることもできません。
    • 2)学外でもマスクの着用を厳守
  • (2)学生自身の健康管理
    • 1)毎日Web Class健康管理記録を必ず記載すること(大学で健康状態を把握します)
      夏期休暇中はWeb Classで、滞在場所を毎日報告すること
    • 2)手洗い・うがい・咳エチケットの励行すること
    • 3)風邪症状(発熱、咳、喉の痛み等)や味覚・嗅覚異常等がある場合は、登校せず学生課に連絡すること
  • (3)キャンパスの内外を問わず3つの密の回避及び飛沫感染の防止
    • 1)授業は、3つの密(密集・密接・密閉)が重ならない条件下で実施
    • 2)ライブハウス、カラオケ店、スポーツジムなど三密となる施設への立ち入り禁止
    • 3)お酒を伴う会食、多人数での会食やコンパの禁止
  • (4)学内施設利用について
    • 1)食堂、学生ホール、みまっぱホール、ジュネスホール等の共有スペースでは3つの密を避けるとともに、対面での飲食を禁止
    • 2)学内バーベキューコーナーは使用禁止
    • 3)授業以外での体育館の使用の禁止
    • 4)学内トレーニングルームの利用の禁止
    • 5)学外者の施設利用(図書館を含む)は、当面の間利用不可
  • (5)クラブ・サークル活動などについて
    • 1)体育系クラブ・サークルは、当分の間活動休止
    • 2)文化系サークルのうち、三密状態になりやすいクラブ(軽音楽サークルなど)は活動休止
      他のサークルについても当分の間、原則活動休止とします。
  • (6)アルバイトについて
    • 1)感染症予防対策が取られていない飲食・居酒屋及び接客系アルバイトは禁止します。
      ただし、その職場が十分な感染対策を取っている場合、確認の上、許可します。
    • 2)アルバイトの終了時間は、夜9時までとします。
      (生活上必要なアルバイトを止めるものではありません)
  • (7)学外からの来学について(依頼)
    • 1)体調不良(発熱、咳等)の方の来学はご遠慮ください。
    • 2)来学の折には、マスク等の着用をお願いします。
    • 3)大学施設の学外団体等への貸し出しは、当面の間できません。
    • 4)本学スポーツセンターの教室は前期休止します。
    • 5)図書館の学外者の利用は、当面の間、休止します。
最後に
  • 1)心のケアについて
    新型コロナウイルス感染に関する学生個々の不安に対応するため、担任や学生相談室「ことりの森」(公認心理師)、健康保健センター、学生課、教務課を中心として、心の健康を守るケアに取り組みます。
  • 2)「本学における新型コロナウイルス感染防止対策について」は、感染状況が刻々と変化していますので、適宜に見直しを行い、情報を開示いたします。