亞洲大學(台湾)と「学術交流及び相互協力に関する協定」を締結
2022年02月15日 お知らせ
2月8日(火曜)、台湾の亞洲大學と本学による「学術交流及び相互協力に関する協定」が締結されました。
新型コロナ感染状況に鑑み、本学内よりオンラインで調印式を行い、亞洲大學からは蔡進發校長(学長)、陳大正副校長(副学長)、陳英輝 國際學院院長、陳朝鍵休閒與遊憩管理學系教授、本学からは鵜﨑実学長、長谷川勝一副学長、桐生和幸副学長、谷口陽子児童学科講師が参加しました。
本学が海外の大学と協定を結ぶのはこの度が初めてとなります。
2018年9月に本学の教員と学生団体がピックルボールを通じた交流で亞洲大學を訪問したことがきっかけとなり継続的に国際交流を行ってきました。
ピックルボールを指導しているスポーツレクリエーション系の陳朝鍵教授より、交流を深めるうえで亞洲大學から本学学生に提供できるプログラムがあり、参加してもらうにあたり協定を結んではどうかという提案をいただいたことから、この協定締結が実現しました。
本協定の趣旨は「両者の学術研究の促進と学生の教育的機会の拡充」であり、教授および研究員の交換交流、学生の交換交流、 学会や会議等の共同研究プロジェクトの実施、情報および出版物の交換交流、 両機関が双方合意したその他の活動等を目的としています。
式の中で、蔡校長より「亞洲大學は8つの学部に学生数12,000人を擁する総合大学で、これまでにスタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校、東京大学、京都大学など340の大学と協定を締結してきました。今回の協定を通じて学生、教員の交流を行い、実のある協力関係を築いていくことを望みます」と挨拶があり、
本学鵜﨑学長は「私たち高等教育機関は、世界的視野、人類的視野を持つ人材を育てなければならないと考えています。また、SDGsの目標を目指す人材育成が大切だと考えます。これまで海外の大学との交流機会は少なく、この協定締結は本学において画期的な出来事になります」と述べました。
その後、お互いの大学のプロフィールや特色等を紹介し合い、協定書に署名しました。
亞洲大學は、本学と同じく食と子どもと福祉の分野の学科を有するという共通点があり、その分野での交流だけでなく、学生向けのサマープログラム等への参加を通じて学生が海外の空気に触れ、国際的な視点を醸成する機会を提供できることに期待ができます。また、亞洲大學は日本のトップレベルの大学をはじめ世界のトップレベルの大学と提携をしており、これまで弱かった国際的な教育プログラムを、今後強化していく先行事例となります。
現状はコロナ禍によりお互いの行き来はできない状況ですが、収束後は、学生交流から協定に関する事項を実施していき、8月に行われるサマープログラムに本学学生の派遣や、本学のスキー実習に合わせた台湾学生の受け入れ交流等も検討しています。