平成29年度公開講座『おいでんせぇ~哲学カフェへ』を開講しました
2017年08月29日 お知らせ
8月19日、毎年恒例の本学公開講座を開講いたしました。本年度は『おいでんせぇ~哲学カフェへ』と題して、本学幼児教育学科の横川知之教授による講座を開催しております。本講座は、横川教授によるテーマに沿った基調提案を行った後、カフェ形式で参加者がテーマに関連するディスカッションを楽しめるスタイルで進めるものです。
本年度の公開講座は下記の全5回を予定しており、いずれも「哲学」という一見難しいテーマを、身近な話題と絡めながら気楽にわかりやすく親しんでいただけるような内容でお送りしてまいります。
■第1回目 『人間にとって言葉とは?』 8月19日(土曜)
人間の特質、「二足歩行する」「道具を使う」「火を使う」「言葉を話す」から、人間にとって言葉がどのような意味を持っているのかを、深く考える。
■第2回目 『人間は言葉で世界を捉える?』 8月26日(土曜)
私たちの見たり聞いたりする世界は、私たちが言葉で捉えた世界である。つまり、多くの言葉を持っている人の方が、より豊かな世界を受け止められるのである。
■第3回目 『言葉の解釈・鑑賞とは?』 9月9日(土曜)
作品を深く味わうことは、物事の多様性をより深く知ることに繋がる。そして、物事が多様な視点で捉えられるようになると、生活が豊かになる。
■第4回目 『学校カリキュラムの意味は?』 9月16日(土曜)
学校のカリキュラムは、古代人の試行錯誤の上から作られている。それを歴史的に振り返りながら、カリキュラムが持つ本来の意味を問い直す。
■第5回目 『組織はなぜ堕落するのか?』 9月30日(土曜)
「なぜ、一流企業に世界を揺るがす問題がはびこるのか?」 じつは、組織は放って置けば、自然増殖を繰り返し、それが堕落への道を招聘する。