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美作大学公開講座「たくさんの土粘土であそぼう!」「もったいない国の食品ロス」を開催!

2021年10月04日 イベント

9月25日(土曜)、美作大学公開講座「たくさんの土粘土であそぼう!」「もったいない国の食品ロス」を開催しました。

 

午前中に行われた「たくさんの土粘土であそぼう!」では、児童学科の森本太郎教授と薮田弘美准教授が担当し、児童学科保育士・幼稚園教員養成コースの4年生8名がサポーターを務め、15組の親子が参加しました。

 

粘土で遊ぶ子ども  粘土で遊ぶ子ども

 

用意した土粘土は、信楽焼で有名な滋賀県信楽で採れた粘土約250kg。子どもたちは、粘土をこねて動物や山を作ったり、粘土の玉を板の上から転がしたり、粘土で作った道の上を裸足で歩くなど、様々な感覚を働かせながら思い思いの遊びを楽しみました。

学生も子どもたちが安全に遊べるようサポートを行い、コロナ禍で実際に子どもと触れ合う事が難しい状況の中でも、実践的な体験をすることができました。

 

 

粘土で遊ぶ子ども  粘土で遊ぶ子ども

 

 

午後に行われた「もったいない国の食品ロス」では、食物学科の原田佳子教授が食品ロスの現状等について講義を行い、23名が聴講しました。

 

講師の写真

 

食品ロスの定義や食品ロスが起こる仕組み、また、日本では年間約600万トンの食品ロスが出ており、一日一人当たりお茶碗一杯分(約140g)のご飯が廃棄されている計算になる現状を説明されました。

フードバンクに寄せられる食品についての話では、袋が少し切れたお米、カット野菜の切れ端、パッケージが変わったソースなど、商品としての価値がなくなっただけで、品質には問題がなくまだ食べられるものが大半であることを紹介されました。

※フードバンクとは、包装の傷みなどで、品質に問題がないにもかかわらず市場で流通出来なくなった食品を、企業から寄附を受け生活困窮者などに配給する活動およびその活動を行う団体のことをいいます。

 

講師の様子

 

出題された料理の写真を見て、食糧自給率を答えるクイズでは、参加者が答えた数値よりさらに低い数値が表示され、驚きの声が上がる場面もありました。

その他、家庭で食品ロスが発生する原因として「調理時に食べられる部分を捨てる過剰廃棄」「食べ残しによる廃棄」「冷蔵庫で賞味・消費期限が切れての廃棄」などを指摘され、また、食品ロスを減らすための工夫として「買い物の前に冷蔵庫内を確認する」「お店では食品棚の手前(賞味期限の近いもの)から購入する」「野菜の芯なども調理する」などを上げられました。

 


 

美作大学公開講座は、美作大学と美作大学短期大学部が、地域に開かれた大学をめざして、どなたでも受講できる講座を開催しています。引き続きみなさんに楽しく学んでいただけるような講座を企画していきますので、是非ご参加ください。

<2021年度美作大学公開講座の今後の予定はこちら>

 

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