公開研修会「『生きづらさ』に寄り添う社会へ~少年非行と支援のかたち~」開催
2026年02月16日 イベント
2月15日(日曜)、NPO法人次世代育成プラットフォーム・ウッグラ主催、美作大学共催による公開研修会「『生きづらさ』に寄り添う社会へ~少年非行と支援のかたち~」が、本学6号館631教室にて開催されました。
ウッグラの皆様には、これまでにも本学で開催した映画「プリズン・サークル」上映会に先立つ事前勉強会などでご協力をいただいております。

当日は、京都少年鑑別所の精神科医である定本ゆきこ先生を講師にお迎えし、ご講演いただきました。
定本先生は、「非行少年=ただの悪い子」と捉えるのではなく、実際に丁寧に話を聞いてみると、虐待などを背景に心に深い傷を負っている子どもが多いことを指摘されました。そして、再犯防止は本人だけの問題ではなく、周りの大人たちの役割であるとお話しくださいました。
講演の最後には、「思春期の子どもたちの中には、『言えないこと』を抱えていること自体がつらいと感じている子が多くいます。自分の気持ちを言葉にできるよう支えることが大切であり、そのためには話を聞いてくれる大人の存在が必要です」と呼びかけられました。
また、「言語化すること自体がつらい子どもには、どのように対応すればよいか」という質問に対しては、「その子の好きなことについての会話など、日常の何気ないやり取りから始めてもよい」とお答えになり、支援の第一歩は身近な関わりにあることを示されました。

本研修会は、大人の立場で「生きづらさ」に寄り添うとは何かを改めて考える貴重な機会となりました。
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