事業アイデア創出コミュニティ『Homing』の第4回講演に学生たちが参加
2025年12月16日 講演会
岡山県北を拠点とした事業アイデア創出コミュニティ「Homing2025」(主催・運営:レプタイル株式会社)第8期プログラムの第4回目が、12月12日にINN-SECTにて開催され、美作大学学生7名と社会福祉学科の武田英樹教授が参加しました。今年度は美作大学も本事業の共催団体に加わり、前回の第3回目は11月7日に美作大学を会場に開催されました。

本プログラムでは、地域資源を活かした新たなビジネスや活動の創出を目指し、実践者を招いた講義や対話を行っています。今回のDay4では、エーゼログループ株式会社代表取締役CEOの牧大介氏の「地域課題を成長に変える、ローカルゼブラ企業の取り組み」をテーマとしたご講演をお聴きしてまいりました。

牧氏は、西粟倉村を拠点に、木材加工、ジビエ事業、養蜂、いちご農園、企業研修、介護事業など、多岐にわたる事業を立ち上げてこられました。講演では、「新しいチャレンジが増え続ける地域づくり」を軸に、自然資本を活かした事業づくりや、森・田んぼ・生き物の循環を取り戻すための具体的な取り組みについて紹介されました。
「地域創生と地域企業の公益性について」をテーマに卒業研究に取り組んでいる山本彩生さん(美作大学社会福祉学科3年)からは、「地域課題について解決の難しいものにどのような姿勢で取り組んでいるのか」といった質問があがり、丁寧に回答いただきました。本日の講演について、山本さんは「印象に残ったのは、『一石を投じる』『忖度型合意形成で仕事をしない』『応援と仲間が集まるビジネス』『真剣に遊ぶ』『まずは打席数』という言葉でした。今後、西粟倉村での取り組みについて視察させていただきたい」と、参加への意義を感じていました。

本プログラムを通じて、地域課題と向き合いながら新しい価値を生み出すための視点を学ぶ貴重な機会となりました。
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