活躍した学生を表彰する2024年度「Most Active Student賞(MAS賞)」授賞式が行われました。
2025年02月10日 イベント
2月7日(金曜)、クラブ・サークル活動や、地域貢献活動などの課外活動において継続的に活躍、または活動を陰ながら支える努力を惜しまず、かつ人物的にも優れた学生を表彰する2024年度Most Active Student賞(MAS賞)の授賞式が行われました。(MAS賞は、課外活動奨励のため2006年度に設置)
2024年は8組49名が受賞し、桐生和幸学長より表彰状が手渡されました。
【2023年 MAS賞・個人受賞】
- 木村 莉緒さん(児童学科3年)
ボランティアセンター代表
本学のボランティアセンターの代表として、卓越したリーダーシップと献身的な活動を通じて、当センターがコロナ渦で失った地域とのつながりや内部体制の強化・仕組みの再構築に取り組み、大学内外の多くの人々に貢献してきました。
特に今年度は、吉備国際大学との共同イベントや地域密着型のワークショップを成功させ、学生たちに多くの学びの機会を提供するとともに、地域社会との連携を強化しました。
- 土居 彩乃さん(食物学科3年)
「第22回インスタントラーメンオリジナル料理コンテスト」最優秀賞受賞
本コンテストは全国の栄養士・管理栄養士など食のプロを目指す学生から多数の応募がありレベルも高く、566作品もの応募があった中、決勝大会に出場する12作品に選ばれ見事最優秀賞を受賞しました。
この取り組みは大学HP掲載、新聞記者の取材、鏡野町テレビの出演、鏡野町広報誌の掲載もあり、美作大学食物学科の活動について幅広く広めることが出来ました。
【2024年 MAS賞・団体受賞】
- 食品ロス削減サークル 7名
本サークルは、従来より地元の「オレンジハート」や「PLATPORT」と協働し、地域社会と連携した食品ロス削減活動を行ってきました。2024年はその活動をさらに拡充し、大学内外を巻き込んだ意欲的な取り組みを行っています。
さらに、サークル活動にとどまらず、家庭科教諭や栄養教諭の資格取得を目指しているメンバーも多く、管理栄養士国家試験に向けた勉強に加えて、日々採用試験に向けた勉学にも励んでいます。その姿勢は、学業と課外活動を高いレベルで両立させる模範的な姿として、周囲にも良い影響を与えています。
- 高知県人会 8名
コロナ禍で一度は活動が途絶えていましたが、メンバー全員の強い意志と団結力によって、今年度見事に活動を再起させました。
今年度よりメンバーが一から考え製作した新しい衣装に身を包み、2024年10月6日に開催された津山ビッグマルシェで観客に感動を与えるパフォーマンスを披露。また地域の幼稚園で園児たちに「よさこい踊り」を指導し運動会のプログラムの一つとして採用されるなど、その努力と情熱は、地域の活性化に大きく貢献するとともに、高知文化の伝承にも重要な役割を果たしました。
- 女子ソフトボール部 14名
2024年の活動実績としては、西日本大会ベスト8、全日本大会10年連続出場、そして白馬カップでは優勝という結果で、全国に出場するチームの中では一番人数が少ないチームながらも全国の強豪相手に劣ることのない試合を繰り広げました。チームとして日本一にはなれず悔しい思いをしたものの、主将を中心に「日本一雰囲気が良いチーム」と言っていただけるほど、全国に美作大学の魅力を伝え、大会を見に来た高校生が、本学に魅力を感じ入学が決まるなど学生募集にも影響を与えました。
- ボランティアセンター(みまさか防災隊) 7名
2024年より結成した「みまさか防災隊」は、日頃から防災・減災に関する意識啓発活動を通じて、地域社会や大学コミュニティに大きく貢献しました。今年度は特に、能登半島地震支援や東日本大震災の教訓を活かした講演会の開催、地域住民向けの防災ワークショップの企画運営など、多岐にわたる活動を展開しました。
また、防災隊のメンバーは、連携や協力を大切にしながら、地域の行政機関や住民の方々、他大学のボランティアセンターとも積極的に交流し、活動の幅を広げてきました。
- HOPES 5名
HOPESは、2023年度に地域住民の方が参加できる居場所作り、啓発活動、食育推進を目的として結成されました。2024年度は、NPO法人の方との連携だけでなく、子ども達の居場所作りを主体として行うため、コミュニティハウスふたばさんと連携し、子ども食堂を月に1度開催しています。
津山ラジオにも出演し、HOPES結成から子ども食堂を始めた想い、社会福祉士の卵として津山市に貢献したい想い、社会福祉学科のみならず、食物学科、児童学科も参加しているサークルであることを話し美作大学の学生活動について幅広く広めることができました。
- TEAMミマダイン 6名
本学のマスコットキャラクター「地域貢剣ミマダイン」を用いたSDG’s教育劇を大学2021年10月から岡山県北下の幼稚園・保育園、ならびにイオンモール津山などで上演してきました。チームミマダインによるSDG’sヒーローショーは徐々に人気が高まり、今年度も合計50回余のショーを公演するに至っており、観覧者延べ数も6,000人を超え、ショーの中でアピールしているSDG’sの紹介といった教育効果の波及に貢献しました。
これらの活動は山陽新聞を始め、津山朝日新聞、津山テレビや地上波でも複数回紹介され、本学のPRに貢献しています。
桐生学長より受賞者に、「美作大学は他の大学と比べてみても学生活動が活発な大学だと言われています。その中でも皆さんは特にMost Activeという観点で選ばれているということを名誉なことだと思って、胸に刻んでいただけたら我々としても嬉しく思います」とお祝いの言葉が送られました。
また、受賞者代表の小田結菜さん(食物学科4年)より、「最初は部活動と勉強の両立が思うようにいかないこともありましたが、先生方をはじめチームメイトやクラスの友人、応援してくださる沢山の方々のご支援のおかげで4年間頑張りぬくことができました。美作大学は、学生一人一人を大切に育ててくれるとても素敵な大学です。ここで学んだこと、経験したことを糧に、美作大学の卒業生であることの自覚を持ち努力していきます」と、この度の受賞に対する思いが述べられました。
受賞した皆さん、おめでとうございます。
今後のさらなる活躍を期待しています。