令和5年度第2回保育士・幼稚園教諭 就職支援セミナーを開催
2024年02月27日 イベント
【保育士・幼稚園教諭就職支援事業】
令和6年2月19日(月曜)、津山市立みどりの丘保育所にて、本年度第2回の保育士・幼稚園教諭 就職支援セミナーを開催しました。
このセミナーは、資格はあってもブランクがあり復職をためらっている方や、これから保育施設で働きたいと考えている方などの就職支援を目的に、保育現場で役立つ知識や情報、技術などを提供し、保育に携わる人材確保を支援するため毎年開催しています。
はじめに「保育現場を見てみよう」をテーマに、津山市こども保育課 亀井亜希子主査の案内で、みどりの丘保育所の各クラスの様子を見学しました。受講者は、自然に囲まれた平屋の園舎でのびのびと過ごす園児と各年齢に応じた保育士の対応を興味深く参観されていました。
次に、幼児教育学科のカルマール良子准教授が「乳児の発達に応じた生活と遊び」と題して、講義と演習を行いました。
質疑応答を交えながら乳児期の関わりの大切さを学んだのち、赤ちゃん人形を使った赤ちゃんのお世話や、童歌に合わせて乳児が喜ぶ様々な遊びを体験しました。
午後からは、児童学科の薮田弘美准教授による「21世紀を生きる子どもたちへ~子どもとともにある大人の在り方~」をテーマとした講義を受けました。
21世紀型教育のキーワードは非認知能力の育成です。それは、与えられた目標ではなく、子ども自身が主体的に目指してみたいと思える遊びから育ちます。そして、日々の豊かな環境の中で体験されることから生まれること、幼児教育が小学校教育の土台作りとなることなどの話に皆さん熱心に耳を傾けていました。
セミナーの締めくくりに幼児教育学科の居原田洋子教授を囲んで気軽に質問や相談を受ける時間を設けました。