教職員を対象にSD研修を実施-ハラスメント、学生指導-
2022年09月27日 イベント
9月20日(火曜)、本学教職員を対象としたSD研修が100周年ホールにて行われ、教員63名、職員35名の計98名が参加しました。
第一部は講師に神戸学院大学ハラスメント相談室専門相談員の鍋谷美子氏をお招きし、『ハラスメントにどう対応するか~架空事例で考える~』をテーマにご講義いただきました。
この度はオンラインで実施しました。
冒頭に鵜﨑実学長から、「ハラスメントの問題は、教育の場において非常に重要性が高い。ハラスメントへの理解を基本的なスキルとして身につけ、定期的にスキルアップをしながら教育に当たっていく必要がある。」と挨拶がありました。
鍋谷氏はまず、「ハラスメントの背景には、立場の違いやNOと言えない関係がある」「コミュニケーションのずれからも起こるため、誰もが被害者にも加害者にもなりうる」と述べられました。
参加者は3人1組のグループに分かれ、ハラスメントの架空の事例をもとにそれぞれの立場で何ができるかをディスカッションし、計9組が各々の立場でできることについて発表しました。
最後に鍋谷氏は、「それぞれができることを学び実践していくことが、コミュニティの力を高め、ハラスメント予防につながる」と呼びかけました。
第二部は桐生和幸学長補佐(学生部長)による、担任を中心としたきめ細かい学生支援を目標とした学生指導研修が行われました。
美作大学では今後も定期的にハラスメントに関するSD研修を開催し、ハラスメントのない職場作りを目指していきます。