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“日本語パートナーズ”派遣事業~学生がベトナムで交流活動を実施~

2019年04月12日 イベント

2月24日から3月3日までの8日間、美作大学の学生が国際交流基金(東京)主催の「日本語パートナーズ短期派遣」事業を通じて、ベトナムのクイニョン市とホーチミン市を訪問し、現地の日本語を学ぶ高校生や大学生と交流活動を行ってきました。本事業での美作大学生の派遣は、今年で2回目となります。

 

今回派遣された学生は、

山﨑美咲さん(食物学科2年/高知県須崎高出身)※リーダー

新門紀乃さん(食物学科2年/沖縄県那覇高出身)

礒田詩織さん(児童学科2年/岡山県勝山高出身)

上村知美さん(児童学科2年/岡山県林野高出身)

安藤海咲さん(社会福祉学科2年/岡山県津山東高出身)

齋藤優香さん(社会福祉学科2年/広島県沼田高出身)の6名です。

 

学生たちは、クイニョン市の高等学校と大学で日本語を学ぶ生徒や学生を対象に日本語の楽しさを知ってもらう授業やベトナムのホストタウンとなっている美作市の紹介を通じて日本文化の紹介を行いました。

ベトナムで撮影した学生6名の記念写真

 

今回の派遣は、国際交流基金による「日本語パートナーズ短期派遣―ベトナム短期」の第5期に当たるもので、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会のベトナムのホストタウンとなっている自治体(茨城県(および鉾田市)、釧路市、国分寺市、長崎県(及び同県内8市1町)、美作市)に在住または通学する大学生を対象として公募されたものです。

 

昨年に引き続き、本学と包括連携協定を結ぶ美作市からの依頼を受け、美作市に在住する学生を含む6名でチームを結成し応募。その結果、釧路市の北海道教育大学チームとともに美作大学チームも書類審査による1次選考、そして、面接とプレゼンテーションによる2次選考を見事に通過し、採用となりました。

ベトナムの学生と教室で交流する様子

 

派遣決定後、6名の学生たちは、美作市の企画営業課の協力を得ながら、活動内容を詳細に検討し、派遣前の国際交流基金による研修で最終的な内容を決定しました。テーマはメンバー一人ひとりの個性を活かした体験型の授業を目指し、メンバーの特技である沖縄の三線(さんしん)、少林寺拳法、書道などにも触れてもらう活動を取り入れ、動画や写真を用いての美作市の紹介、日本の駄菓子を買うロールプレーなど、日本語活動を楽しく行える内容としました。

 

 

  ベトナムの学生との集合写真 ​​​​​​

 

ベトナムの学生の前で沖縄の伝統楽器さんしんをひく様子

 

クイニョン市では、主にレクイドン高校の生徒を対象に5日間で9つのクラスの特別授業を、また、クイニョン大学で1回の特別授業を行いました。初め学生たちは、自分たちの授業内容に興味を持ってもらえるか不安に感じていましたが、ベトナムの高校生たちはどの活動にも目を輝かせて積極的に取り組んでくれ、生徒たちと一体となった45分間の授業はあっという間だったと感じたそうです。

 

ベトナムの学生と机について話をしている様子

 

その日の終わりには、メンバー同士で授業を振り返り、お互いが意見を出し合うことでメンバーの団結力もさらに強まり、授業を行うごとに自信をつけ、十分な感触を持ったようです。

 

リーダーの山崎さんは、「ベトナムの生徒はとても勉強熱心で、分からないこと、興味にあることは積極的に聞いてくれました。勉強に対する意欲、授業中の学びへの姿勢に私はとても刺激を受け、改めて自分を見直す良いきっかけになりました。」と語ってくれました。

 

ベトナムの学生とみまさか大学生全員の集合写真

 

今回の美作大学チームの活動内容については、4月22日(月)に本学で報告会を行う予定です。

 

 

 

<昨年の交流活動の様子>

 

<国際交流基金 日本語パートナーズのホームページ>