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教職協働の実現をめざして~美作大学教職員対象のSD・FD研修~

2019年03月27日イベント

2月19日(火曜)、美作大学・美作大学短期大学部の教職員を対象とした『SD・FD研修』が開かれました。

 

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大学教職員として、必要な知識及び技能を習得し、加えてその能力及び資質を向上させる目的に、今回は、第1部で「教育におけるICT機器の利活用」、第2部で「教育・研究活動に関する倫理」のそれぞれのテーマで実施し、教職員72名が受講しました。

 

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第1部では、2名の教員から、ICT機器の利活用などについて事例紹介などがありました。

短大栄養学科 橋本賢准教授から、「授業におけるiPadの導入<初心者編>~まずは教員から~」と題して、今や主流になりつつあるタブレットなどを活用した授業展開や、電子教材の簡単な作り方とその活用方法などを紹介しました。

 

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本学では、学内無線LANの整備に合わせて、数年前より順次、タブレットを無線LANに接続し、その画面をプレゼン映像として提示することができるように教室を整備しています。

従来は紙媒体であった授業資料をデジタル化し、整備された環境を活用して、教材を簡単に拡大したり、画面上で書き込みをすることで、学生にとって分かりやすい授業に結びつける工夫などを紹介しました。タイトルにあるように、タブレットなどのデジタル機器に詳しくない教員に向けて、導入に必要な機材や初歩的な部分まで、詳しく解説しました。

 

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続いて大学社会福祉学科 長谷川勝一教授が、「グループ学習におけるポートフォリオの利用」と題して、授業でのポートフォリオ活用事例について報告しました。

教育における「ポートフォリオ」とは、学生が作成した課題等を管理し、評価の確認などを通じて学生の学修活動を振り返ることができる仕組みのことですが、教育活動のPDCAサイクルの実現のために、本学で採用しているLMS*「WebClass」の「eポートフォリオ」機能の使用を紹介しました。

提出したレポートを学生同士で簡単に共有でき、それぞれの課題や活動を学生同士で評価できること、感想や質問を記録することができることなどを説明しました。

 

長谷川先生が担当する「一年次セミナー」(初年次教育/10名程度の少人数ゼミ)では、この機能と手軽に扱えるタブレットを活用することで、輪読(1冊の本を分担して概要をまとめ、発表する)で、学生同士の議論や発表の『ふりかえり』がより深く活発にでき、効果的であったと報告がありました。

 

本学学修・学術情報センターでは、授業やゼミ活動などで活用することができるように、iPadなどのタブレットを80台(センターには70台・図書館には10台)導入し、積極的に授業に取り入れることができるようにしています。

 

*LMS:学習管理システム(Learning Management System) 

 

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本学では、教室環境の整備、機器の導入に合わせて、ICT機器の利活用に関する研修会を積極的に実施しており、教職員対象の研修は3回目の開催となります。

 

第2部では、美作大学大学院研究科長 妻藤真彦教授が、「教育・研究活動に関する倫理研修会」として、教育者・研究者としての事例の取り扱いと倫理観のポイント、細分化された研究倫理ガイドラインへの対応などを、文部科学省・厚生労働省の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」や「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針ガイダンス」を元に解説されました。

 

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本学における「SD研修・FD研修」は、教職員を対象として毎年2~3回程度実施していますが、大学教職員が理解しておくべき課題や問題、知識や技能を習得し、「教職協働」による大学運営をめざして、毎回様々なテーマで研修を実施しています。

 

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SDはStaff Development、FDはFaculty Developmentの略で、現在の大学においては、教職員全てを対象とした研修が大変重要視されており、FD研修は2007年から、SD研修は2017年から義務化もされています。