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食品ロス削減サークルが農林水産省の食育活動表彰式に出席し、消費・安全局長賞を授与されました

食育活動表彰の写真


 6月30日、農林水産省が実施する平成29年度「第1回食育活動表彰」の表彰式が岡山コンベンションセンターにて行われ、食品ロス削減サークルがボランティア部門の消費・安全局長賞を授与されました。

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 食育活動表彰は、ボランティア活動や教育活動、農林漁業、食品製造・販売等の食育関係者の取組を対象として、その功績を称えるとともに、その取組の内容を広く国民に周知し、食育を推進する優れた取組が全国に展開されていくことを目的として実施されています。今回、261件の応募の中から19件の取り組みが表彰されました。

 食品ロス削減サークルは、食べられずに廃棄される食品を減らす食品ロス削減活動をNPO法人フードバンク岡山と共同で行い、各地のイベントへ参加し、食品ロス削減・発生抑制や有効活用の普及啓発活動、フードドライブなど精力的に活動しています。

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 これらの活動で集められた食品は、フードバンク岡山を通じて必要としている方々へ配布される他、食品ロス削減サークルが主催する地域の高齢者を対象としたぽかぽか食堂(コミュニティレストラン)や、フードバンク岡山と協力して運営している子ども食堂などで提供しています。今回、これらの活動による食品ロス削減と、地域への食品ロスの状況とその普及啓発活動の実績が認められ、消費・安全局長賞を授与されました。

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 表彰式終了後、第12回食育推進全国大会in岡山の農林水産省ブースにて、受賞者によるトークセッションが行われました。トークセッションでは、サークルの立ち上げメンバーであり、昨年までサークル長を務めた宮田優希子さんが登壇し、集まった来場者にサークルの活動内容や意義、そして食の分野に携わる専門職として活動に込めた思いをお話ししました。

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 宮田さんは、食品ロス削減活動を行うにあたり、自分たちの専門分野である食と栄養で、集めた食品を有効的に活用する仕組みを築きたいと思い、サークルを立ち上げました。サークルでは、地域とのつながりを一番大切にして活動を行っており、集めた食品を使った料理を地域の子どもや高齢者に提供する子ども食堂やぽかぽか食堂を開催しています。元々子どもの居場所づくりを目的とする子ども食堂では、居場所づくりを行いつつ、食育について学ぶことができる場として地域の児童福祉と食育に役立っています。

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 また、高齢者を対象としているぽかぽか食堂を毎月開催するなど、サークルでは活動を継続的に行っていくことも重視しています。まだ一般的に知られていないフードドライブなどの言葉を、地域に浸透させるため、さらに地域のイベントなどにも積極的に参加して来場者に説明したり、オリジナルのカルタやすごろくなどを使って子どもたちに楽しく食品ロスについて知ってもらいました。

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 当初はまったく食品が集まらないこともあった食品ロス削減活動ですが、いまでは余った食品だけでなく、地域の農家の方から野菜を提供していただくこともあり、こうした地道な活動で、地域の皆さんに認知され始めている手応えをメンバーは感じています。

 サークルの立ち上げメンバーは全員卒業し、食品ロス削減に込めた思いを引き継いだメンバーが現在も活動を続けています。宮田さんも今年3月に食物学科を卒業し、現在は出身地である鳥取県の高齢者介護施設で管理栄養士として勤務しています。サークルの部員はほとんどが管理栄養士や栄養士を目指しており、普段から食育の大切さを強く感じています。将来働くそれぞれの職場で、管理栄養士としての仕事に加えて、食品ロス削減にも取り組んでいけたらと考えているとのことでした。

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 さらに食育推進全国大会の会場では、マルイのブースにて、マルイと共同で行っている食育活動についての展示・説明を食育サークルが行いました。食品ロス削減サークルもこれに合流して、パネルやすごろくを使って、来場者の皆さんに食育や食品ロス削減の大切さについて理解を深めていただきました。