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岡山県・津山市総合防災訓練にボランティアセンター学生が参加しました

2025年11月20日 みまさか防災隊 ボランティアセンター

令和7年11月15日(土)、津山市加茂町スポーツセンターで実施された「岡山県・津山市総合防災訓練」に、児童学科・社会福祉学科の学生3名が参加しました。

 

今回の訓練は、県北でマグニチュード7級の地震が発生した想定で行われ、住民や消防、警察、自衛隊など関係機関の約400人が参加し、非常時における連携体制を確認しました。

 

学生たちは、ゲートボール場に設置された避難所の運営補助を担当しました。また、ボランティアセンターの受付業務や、DWAT(災害派遣福祉チーム)、社協、保健師による被災世帯への聞き取り活動など、災害時に求められる支援の流れを見学し、自治体職員や福祉関係者の説明を受けながら、支援体制と連携の重要性について理解を深めました。

 

 

グラウンドでは、倒壊建物や損壊車両を再現した会場で、消防隊員や自衛隊員が負傷者を救出する実動訓練も行われ、学生たちは災害現場の臨場感を伴った学びを得ることができました。

 

 

訓練後には、参加機関との意見交換も実施され、本学における防災教育や地域連携をさらに推進するための貴重な機会となりました。

 

 

  • 参加した学生の感想

「初めて防災訓練に参加させていただいて、社会福祉協議会やDWATなどの地域の方々が、起こりうる災害に備えて熱心に取り組まれている様子を拝見し、改めて凄さを感じました。

また、実際に災害時に来られるボランティア役をさせていただいたことで、ボランティアの方々の状態に応じての合理的配慮の大切さや、ボランティア側の早く困っている人を助けたいという気持ちを考慮して声かけを行うことの大切さを学ぶことができました。

今回参加させていただいたことで、新たに見つかった気づきや課題を社会福祉協議会やDWATの方々と共有し、災害時の対応について試行錯誤を繰り返す際の少しの力になれたのではないかと嬉しく思いました。次回の防災訓練もぜひ参加させていただきたいと感じました。」

・・・伊丹咲希さん(社会福祉学科1年/岡山県立倉敷中央高等学校出身)

 

「避難所の中の訓練をすることは今までなく新しい経験をさせていただきました。

ボランティアとしてきた人として参加しましたが、さまざまな視点で考えることができ、こうした方がもっと良くなるだろう、と実際に参加することで学べました。

また、その後の振り返りでは、いろんな視点の方の意見を聞くことができ、考えることができました。

現実では起こらないのが1番ですが、なにがあるかわからないので、もし何かあったときにこの経験が活かされるであろうと思います。」

・・・有芳杏凜さん(児童学科2年/岡山県立津山東高等学校出身)

 

「災害時には多くのボランティアの方が被災地に集まってくださるため、感染症の方や言語の違いなどで言葉でのやり取りが難しい人への対応を考えておかなければならないと感じた。そして、被災地に来てくださったボランティアの方がどのような背景や特性を持っているのかを聞き取り、それぞれに合った活動にマッチングさせていくことも大切だと思った。

また、DWAT・社協・保健師による在宅避難者アセスメント訪問訓練では、被災者へのニーズの聞き取り方が印象に残った。淡々と質問するのではなく、会話の流れの中で自然に必要な情報を引き出しておられた。一方的に話を進めず、被災者の気持ちに寄り添いながら話を受け止めていくことで、被災者の方が少しでも安心して話すことができるような空気を作ることが大切だと感じた。

このような訓練を実際に体験し練習しておくことは、災害時に適切な対応を行うために重要だと実感することができた。」

・・・小谷真央さん(社会福祉学科2年/鳥取県立鳥取東高等学校出身)

 

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