8月8日と14日、津山信用金庫本店で、美作学園と津山信用金庫協働の「つしんこどもマネースクール」が開催され、児童文化研究部の学生が、スタッフとして参加者をサポートするとともに、授業の1コマを担当しました。
この「つしんこどもマネースクール」は、津山信用金庫と学校法人美作学園が、2014(平成26)年に締結した、「産学連携の推進に係る協定書」に基づいた産学連携事業の一環として実施されており、地域の未来を担うこどもたちへの金融教育を通じて、正しい知識を身につけてもらおうと毎年夏に実施し、今年で6年目となります。
作州地域から2日間で小学生3年~6年生の約40人が参加し、学生たちはすべてのプログラムがスムーズに進むように子どもたちの活動をサポートしました。
担当した授業では、子どもたちがお金について楽しく学べるレクリエーションを行いました。
クイズゲームでは、「日本の硬貨で数字がついているのは表?裏?」「お札に使われていない動物は何?」「お札が破れてしまったらどうする?」などの問題に、小学生たちは一生懸命考えながら答えていました。その他にも、段ボールで作った紙幣とコインを積み重ね、その高さをチームごとに競う「コインタワーゲーム」や、オリジナルの財布づくりなどが行われました。
プログラムの最後には、「貸金庫」の見学や「サプライズ体験」として本物のお札で準備された2億円を持ってみたり、お札の数え方「札勘」を教えていただいたりと、学生たちも参加した小学生と一緒に楽しみにながら理解を深めていました。