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食の分野

栄養学科

[栄養士養成課程]

栄養学科「食文化論」で『姉妹都市“津山と宮古島”の関係』を調査しました。(2/1)

2012年02月03日栄養学科

姉妹都市“津山と宮古島”の関係


栄養学科掲示物の写真平成27年に迎える沖縄県宮古島市立平良第一小学校と本学のある津山市内の南小学校との姉妹縁組50周年を前に、栄養学科2年生「食文化論」(栄養学科教授 藤井わか子先生)の授業で津山と宮古島の関係について調査し、調査結果を学内に掲示しました。


平成27年に津山と宮古島の姉妹縁組50周年を迎えます。


栄養学科掲示物の写真両校は、昭和38年平良第一小学校長が研修のために南小学校に滞在された際に、児童らの温かい心に感銘を受け学校縁組式を挙行。
その2年後の昭和40年、津山市と平良市議会で都市縁組が議決されました。

その後10周年、20周年、30周年、40周年を記念した交歓会などで交流を深めており、平成27年には姉妹縁組50周年を迎えることとなりました。


本学も沖縄との交流が盛んです。


本学は学生の14%が沖縄県出身であり、学内では沖縄の文化や料理について知る機会が多くあります。
そして、岡山と沖縄の交流がさらに発展していくことを学生たちも望んでいます。

そこで、姉妹縁組50周年を機に、栄養学科の学生たちは津山と宮古島の食文化について調査しました。


岡山県津山市の料理


岡山県北部にある人口約11万人の津山市は、中国地方最大の「津山盆地」であり、夏はとても暑く冬はとても寒い気候です。
また、津山市は城下町として栄え、今でも「小京都」と呼ばれ親しまれています。

そんな津山市の郷土料理は、「船頭鍋」「巻柿」「サバ寿司」「しいたけ弁当」

栄養学科掲示物の写真船頭鍋はアイガモのロース等が入った郷土料理

栄養学科掲示物の写真巻柿は干し柿のまだ柔らかいうちに実を開いて種を取り出し、中に細く切った柚子などを加えて巻き寿司のように固めたもの

栄養学科掲示物の写真サバ寿司は岡山県北部や中部で作られる、秋祭りのごちそうの代表格

栄養学科掲示物の写真しいたけ弁当は昔懐かしい津山の駅弁。椎茸のだしで炊いたもち米に肉厚の椎茸が乗っています。


沖縄県宮古島市の料理


沖縄本島から南西に約300km離れた場所にある宮古島は、東平安名岬や池間大橋、人頭税石、うえのドイツ文化村等が観光スポットとして有名です。

宮古島の料理は、「ミミガー」「クーブイリチー」「んむくじ天ぷら」「もずく天ぷら」

栄養学科掲示物の写真ミミガーは豚の耳の皮を使ったもので、クラゲを硬くしたような食感

栄養学科掲示物の写真クーブイリチーは千切り昆布の炒め物で、沖縄のお祝い料理にはなくてはならない存在です。

栄養学科掲示物の写真んむくじ天ぷらはさつまいもか紅いもを蒸して揚げたもの

栄養学科掲示物の写真そして、もずく天ぷらのレシピも掲示されました。


その他「沖縄復帰20周年記念500円白銅貨幣」の写真も貼られ、展示コーナーには各県の文化や両県の交流の情報が集まりました。
“感想・意見コーナー”には、「巻柿を食べてみたい。」、「船頭鍋がおいしそう。」、「よく調べていると思った。」等のコメントが書かれ、学生たちも熱心に見入っていました。

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